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宮崎日日/2020/8/1 8:05
http://www.the-miyanichi.co.jp/shasetsu/https://www.the-miyanichi.co.jp/shasetsu/_46351.html

県全域に休業要請

◆繁華街の動向に注意必要だ◆
 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、スナックなど接待を伴う飲食店を対象にした休業要請がきょうから県全域に拡大される。人の往来が増える週末や盆休みを見越して踏み切った。
 4月25日~5月10日に続いて休業要請は2回目。前回は出遅れ感が否めなかったが、今回は早期の対策に出た。それだけ県内の感染が急拡大の危機的状況にあるということだ。
 前回の休業要請の対象はスナックなど接待を伴う飲食店約3千店、ゲームセンターやパチンコ店など遊技施設約500店で、県負担の協力金は約3億5千万円。これに対し今回は、休業を求める接待を伴う飲食店が約3千店、時短営業を求める居酒屋や喫茶店など食事提供施設が約1万店と大幅に増える。
 県内では7月25日に高鍋町のスナックで県内初のクラスター(感染者集団)が確認され、29日には感染者数が100人を超えた。日を追うごとに地域や年代が拡大し、31日時点で感染者数は計141人。中でも注意を払わなければならないのは県内随一の繁華街、宮崎市の「ニシタチ」エリアの動向だ。
 飲食店などで発生した集団感染が市中感染につながった都市部の事例が対岸の火事とは言い切れない。すでに、ニシタチにある接待を伴う飲食店の関係者4人が感染していたことが関係者の話で分かっている。いずれも女性で、従業員を含む20~40代という。しかし、同市は記者会見で「患者との信頼関係が崩れる」として人数や性別など詳細を明らかにしていない。
 まん延を阻止するためには、感染者の行動履歴や店名公表など積極的な情報公開が欠かせない。同市は記者会見で、記者からの度重なる質問に明確に答えず、「大丈夫」と繰り返す場面が見られたが、それでは県民の不安を余計にあおるだけだ。
 県と同市は飲食業の関係団体と意見交換し、クラスター発生時などに店名公表することで合意した。公表によって濃厚接触者を追跡でき、早期の封じ込めに資することができるからだ。
 だが、感染者の個人情報保護や店側の了承の有無が壁になるケースは今後も予想される。感染者や店側の意向を尊重しつつ、同市は最大限の情報発信へかじを切るべきだ。爆発的な感染拡大の瀬戸際にある今は「公共」が優先されるときと考えておきたい。
 休業要請だけでは効果は限定的とする専門家の見方もある。求められているのは店舗の協力だけではない。県民も同様、自覚的な行動を継続したい。無自覚な行動の先に、高齢者の命と健康、子どもたちの学習の機会が脅かされる事態を招いてしまったら、その時後悔しても遅い。


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