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福井新聞/2020/6/2 8:05
http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1096985

コロナと自然災害/避難所の感染防止策急げ

 新型コロナウイルスの感染不安が続く中でも、自然災害は容赦なく襲ってくる。テレビから突然発せられる緊急地震速報に、はっとさせられる人も多いはず。避難所で感染することはないのか―。災害と感染症のダブルパンチを避けるために、行政、住民ともに備えを急ぐ必要がある。
 福井新聞が先に行った県内市町アンケートでは、避難所の新型コロナ対策について14市町が「十分ではない」と答えた。「同じ空間に不特定多数が集まる」「感染が疑われる人の隔離スペースがない」と、避難所の限られた空間を課題に挙げる担当者がやはり多い。
 地域の公民館や小中学校の体育館を使う避難所では密閉、密集、密接の「3密」となる可能性が極めて高い。東日本大震災や熊本地震などが発生した後、避難所ではインフルエンザの流行や集団食中毒を招いた。現状のままでは感染症に弱いことは明らかだ。
 福井県が市町向けに避難所の手引をまとめている。この中では、1人当たりのスペースの確認、見直しのほか、分散避難のためにホテルや旅館を確保すること、住民に在宅避難や車中泊の準備を啓発することなどを挙げている。
 鯖江市が避難者同士の接触を減らすための間仕切りを調達したり、越前市が感染が疑われる人向けの専用スペースを設けるようマニュアルを改定したりと、市町も具体的に動き始めている。福井市は公民館のほか小学校体育館も避難先とすることを検討。高浜町では避難所の数を増やし、自宅待機中の濃厚接触者向けの避難先を確保する考えだ。
 3密を回避するには、指定避難所以外の公共施設の活用など分散避難は不可欠と言える。安全な場所の確保を進めてほしい。
 避難所の運営でも対応が求められる。体調のチェックや避難者同士でなるべく距離を取ること、ドアノブなどの消毒、定期的な換気など、注意すべきことは多い。もし感染が疑われる人が出た場合にどう対応するかについても手順を定めておくべきだろう。
 新型コロナの状況の受け止め方や警戒の度合いは、住民一人一人で違う。東京のNPO法人の4月中旬の調査では「車中泊をする」「避難所の様子を見て避難先を変える」と答えた人が4割、「指定の避難所には行かないようにする」も2割いた。住民がこうしたさまざまな行動を取ることも行政側は踏まえておく必要がある。
 避難所での生活が長引くにつれ、運営に関わる住民も増えよう。そのためにも市町と住民の十分な議論、防止策の徹底的な周知が必要だ。各地域で意見交換会や講習会を開くことを提案したい。


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