main menu
サイト内検索
ログイン
ユーザ名:

パスワード:



パスワード紛失

新規登録
OpenIDログイン

OpenIDを入力

mixi Yahoo! JAPAN Google BIGLOBE はてな livedoor エキサイト docomo ID

ツッCOM

切り抜き詳細

富山新聞/2020/6/2 2:06
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_syasetu/syasetu.htm?コロナの下水調査 北陸先駆けの手法に期待

コロナの下水調査/北陸先駆けの手法に期待

 下水に含まれる新型コロナウイルスの量を調べ、それを基に感染状況を把握する疫学調査が富山、石川両県で進められている。日本水環境学会タスクフォースに参加する研究機関に富山県立大や金大の研究者らが加わり、国内24事業体の協力を得て取り組む調査である。他地域に先駆けて検査を伴う本格調査をスタートさせた北陸で、いち早く分析法が確立されることを期待したい。
 新型コロナの感染実態をつかむには、症状の疑いがある人を対象にしているPCR検査では不十分で、国はより簡易に感染歴が分かる抗体検査を1日から東京などで始めた。が、下水から検知する手法を確立できれば、データ収集のために多くの人の手を煩わせることなく、早期に感染拡大や収束の兆候を捉えることができる。調査も随時可能だ。
 新型コロナの治療薬やワクチンの開発にはまだまだ時間がかかるだろう。終息が難しい間はいかに早く感染を確認し、拡大を防ぐかが重要だ。下水を利用する手法は、個人を特定し濃厚接触者を追跡調査していくことは無理だが、流行の前に注意喚起したり、警報を出したりする指標になりうる。
 新型コロナは便や尿から排出され、下水にしばらく残存するとの論文が2月頃から海外で発表され、フランスなど欧米各国が調査に着手し、分析法の開発に取り組んでいる。3月下旬には英国の大学チームが紙製の検出具を考案し、精度の高さや所要時間の短縮、低コスト化が進められている。
 疫学調査では下水からウイルスを検出する手法が以前から用いられてきた。近年では東北大を中心とする共同研究体が下水のノロウイルス濃度を測定し、情報発信するシステムを構築した。下水処理場の計測値が上昇すると、パソコンやスマートフォンで知らせる仕組みで、仙台市が導入している。
 新型コロナの下水調査も研究機関は成果を協力自治体に公開し、感染状況の周知に活用してもらうことにしている。東北大のシステムのように市民が感染情報を早く的確に共有できる態勢が整備できれば、地域ごとの予防対策に役立つものになる。


コメント一覧


 

 

©太陽と風と水, 2011/ info@3coco.org  本サイトについて