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信濃毎日/2020/5/29 10:05
https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20200529/KT200528ETI090009000.php

学校の再開/追い立てるだけではなく

 春休みを挟んで計約3カ月にわたる臨時休校を経て、多くの小中高校が6月、本格的に再開する。
 以前より窮屈な学校生活になりそうだ。休校に伴う学習の遅れは大きく、挽回のため、毎年恒例の各種行事の中止や、夏休みの短縮を検討している学校が少なくない。
 授業時間を縮めて授業数を増やしたり、放課後や土曜日の補習を計画したりと、授業不足の解消に試行錯誤することになる。
 何より、授業や給食、部活動など、あらゆる場面で新型コロナウイルスを広げないための注意が要る。休み時間の会話にもどの程度距離を保てばいいのか。
 子どもたちにも教職員にも、忙しく、戸惑いながらの日々になるだろう。だが追い立てられるような生活にはしたくない。
 学校には、集まった友人や教師と心を通わせ、成長する機会を提供する役割がある。学習を進めるだけが目的ではない。長い休校を経験し、その大切さを感じた子どもたちも多いのではないか。
 厳しい条件の下でも、各校は工夫を重ね、交流を深めてほしい。この事態を子どもたちと教職員が一緒になって乗り越える。そんな雰囲気をつくっていきたい。
 休みが長く続き、「学校に行くのがしんどい」と感じている子もいるだろう。夏休み明けには毎年不登校が増える。まして今回は新学期の開始から休みが続いた。
 学習課程の挽回や感染防止に追われゆとりが乏しくなれば、そんな子どもたちが居場所を見つけるのは大変だ。一人一人への丁寧な目配りが欠かせない。
 県教委によると、県内小中学校の学習進度は平均して計画の約3割にとどまっている。学校によって差があり、2割未満のところがある一方、8割以上もある。
 地域で休校の期間が異なっていることや、小規模校では分散登校などで通常に近い授業を進められたケースがあるためだ。
 この間、子どもたちの学習のかなりの部分が家庭に委ねられた。学習を十分にサポートする余裕のある家庭ばかりではない。学校に限らず、家庭の状況によっても学習の格差は広がっている。
 格差を埋めていくには、個別的な対策が必要だ。教職員の負担を考えると従来と同じ人員のままでは限界もあるだろう。
 国は補正予算案で、教員3100人の追加や補習などを行う学習指導員の増員を決めた。こうした対応で十分か、実態に合わせて考えていかねばならない。
(5月29日)


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