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徳島新聞/2020/3/7 6:05
http://www.topics.or.jp/articles/-/333068

米民主党予備選/分断を食い止められるか

 米大統領選の民主党候補指名争いで、14州の予備選が集中したスーパーチューズデーの開票が行われ、中道のバイデン前副大統領が驚異的な巻き返しをみせた。
 左派サンダース上院議員との2強の構図が確定し、しばらく混戦が続きそうだ。
 分断が深まる米社会の姿を映すように、民主党も大きく割れている。どちらが候補になるにせよ、トランプ大統領を破るには、一枚岩になることが欠かせない。11月の本選までに結束を図れるかどうかが鍵となる。
 バイデン氏は大票田のテキサス州を含む10州で勝利し、序盤戦のつまずきから完全に息を吹き返した。
 「打倒トランプ」のためとして、中道若手のブティジェッジ前サウスベンド市長らが急きょ撤退し、バイデン氏支持に回ったのが大きい。
 背景には、急進的な政策を掲げるサンダース氏では穏健派や共和党支持者の票を取り込めず、トランプ氏に勝てないとの危機感がある。
 オバマ前大統領を副大統領として支えたバイデン氏は黒人の支持が厚く、南部各州を軒並み制した。スーパーチューズデー後には、中道の大富豪ブルームバーグ前ニューヨーク市長も撤退し、バイデン氏への支持を表明した。
 だが、バイデン氏の側にはサンダース陣営ほどの熱狂はなく、訴える力はいまひとつ弱いようにみえる。
 一方、サンダース氏は最大の票田であるカリフォルニア州を制した。住民の約4割を占めるヒスパニック(中南米系)がトランプ氏の反移民政策に憤り、多くが「変革」を掲げるサンダース氏を支持したようだ。
 大金持ちへの「富裕税」創設を唱えるサンダース氏には、人種や州を問わず、貧富の格差拡大に怒る若者らを中心に支持が集まっている。
 国民皆保険の導入や大学の学費免除といった主張も、経済のグローバル化から取り残された人々の心を捉えるのに十分だ。広がる不平等に対する反発が、サンダース氏の躍進を支えている。
 ただ、政策には予算の裏打ちがないなど、非現実的だとの批判がつきまとう。
 今後、バイデン氏とサンダース氏のどちらが抜け出すのか。いずれにしても両氏に求められるのは、目指すべき明確な米国像を示すことだ。
 自国第一を掲げ、メキシコ国境沿いの壁建設など不寛容な政策を取るトランプ政治は、民主党を含めた既成政党に対する国民の不満の裏返しだと指摘されている。
 国際協調を軽視し、地球温暖化防止の枠組み「パリ協定」やイラン核合意から離脱したトランプ氏の暴挙は、世界に混乱をもたらした。
 そうした中、米国は自由、人権という普遍的な価値を守るリーダーの地位を取り戻すことができるのか。民主党の復権が懸かっている。バイデン、サンダース両氏の責任は重い。


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