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北國新聞/2020/1/15 2:05
http://www.hokkoku.co.jp/_syasetu/syasetu.htm?日中新文書作成へ 目指す新次元の関係とは

日中新文書作成へ/目指す新次元の関係とは

 安倍晋三首相が、日中関係の新たな政治文書を作成し、習近平国家主席の国賓来日時に発表する方針を固めた。安倍首相と習氏は「正常な軌道」に戻った日中関係を「新たな段階」に引き上げることで一致している。新次元の日中関係を規定する政治文書を発表できれば、歴史に残る外交成果となり、両氏ともに意欲的なのはもっともである。
 安倍首相は2018年の訪中で日中関係の新原則を発表した。競争から協調へ▽脅威ではなく協力のパートナーに▽自由で公正な貿易の推進、の三つである。ただ、中国側はこの3原則を明言していない。新次元の日中関係とはどういうものか、安倍首相はもっと明確に語らなければなるまい。文書の取りまとめは簡単ではなく、まず、過去の四つの政治文書を検証する必要もあろう。
 日中首脳が署名した4文書は1972年の共同声明とそれを受けた78年の平和友好条約、98年のパートナーシップ構築の共同宣言、さらに2008年の戦略的互恵関係推進の共同声明である。
 これらの文書には、主権及び領土保全の相互尊重▽アジア・太平洋地域で覇権を求めない▽地域の平和、安定に大きな責任を負っていると認識▽互いに脅威とならない▽東シナ海を平和・協力・友好の海に▽国際社会が共に認める基本的、普遍的価値の理解、追求に協力する、などの原則や理念が明記されている。
 しかし、中国側には尖閣諸島の日本主権を脅かす行動や、南シナ海での覇権的行動、人権抑圧など政治文書の精神に反する動きが目立つ。日本側は新文書に世界の平和、安定に果たすべき「責任」を明記し、国際秩序を尊重した行動を中国に促す考えという。その狙いは理解できるが、過去の政治文書を見る限り、文言に実効性を持たせることは容易ではない。
 現在の中国は、いわゆる西側の価値観を受け入れず、共産党による権威主義の統治が国際的な批判を浴びている。新たな政治文書を作るとしても、台頭する中国に日本が取り込まれる印象を与える文書にしてはなるまい。


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