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北國新聞/2020/1/13 2:05
http://www.hokkoku.co.jp/_syasetu/syasetu.htm?台湾の蔡総統再選 共産党支配への抵抗示す

台湾の蔡総統再選/共産党支配への抵抗示す

 台湾総統選で独立志向の与党、民主進歩党の蔡英文氏が再選された。中国の「一国二制度」による統一要求に反対の民意が示されたと言える。
 台湾の主権を守るという蔡総統に対し、中国の習近平指導部は経済や外交、軍事などあらゆる面で圧力を強めるとみられる。しかし、自由・民主の価値を知る台湾人を力で抑え、「中国化」を押し進める手法はもはや通用しないと認識しなければなるまい。
 一期目の蔡総統の支持率は、昨年半ばまで伸び悩み、対抗馬が乱立する状況だった。各種の経済指標はさほど悪くないが、景気浮揚が庶民に実感されず、年金制度改革で既得権益を失った公務員らの不評も買って支持率は一時、20%台にまで落ち込んだ。
 蔡氏不利の状況に変化をもたらせた大きな要因が、中国共産党に抵抗する香港の若者らの民主化運動であったことは確かである。
 習氏は昨年の年初演説で、共産党独裁下で「高度な自治」を認める「一国二制度」による台湾統一を改めて呼び掛けた。平和統一後も「台湾同朋の社会制度、生活様式は尊重され、私有財産、信教、合法的権利も保障される」と一国二制度の理想を振りまいた。しかし、香港の実態から習氏の言葉を信じる人はほとんどいまい。
 一国二制度の一方で武力統一の選択肢も捨てていない習指導部への不信感や共産党支配への抵抗感が蔡氏を押し上げたと言える。
 米国が台湾との関係強化に動いたことも蔡氏の追い風となった。対中貿易やアジア太平洋の安保戦略から、トランプ政権も米議会も台湾との関係を重視し、軍事支援も強化した。蔡政権にとって、米国は心強い後ろ盾である。
 しかし、中国にとって台湾は最大の「核心的利益」であり、台湾にしても中国は最大の輸出先である。中国は台湾への旅行制限や、台湾と国交を開く国を取り込んで孤立化を図るなどの圧力をかけ続けている。今後、軍事的圧力強化で緊張する事態もあり得る。日米の外交・安保当局としては、「台湾海峡危機」を想定しておく必要もあるのではないか。


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