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北國新聞/2020/1/10 2:05
http://www.hokkoku.co.jp/_syasetu/syasetu.htm?交通死者数減少 高齢者の安全対策に注力を

交通死者数減少/高齢者の安全対策に注力を

 昨年の交通事故による全国の死者数は統計が残る1948年以降最少となり、石川、富山両県も平成以降1、2番目に少ない人数だった。交通事故死はこの数年、減少傾向が続いているが、気になるのは死者全体に占める高齢者の多さである。
 石川では死者31人中、65歳以上の高齢者が22人、富山では死者34人のうち高齢者は24人で、いずれも7割をやや上回った。65歳以上が総人口に占める高齢化率は石川29・2%、富山32%と3割前後である。高齢者の増加や長寿化を考慮しても交通犠牲者の7割を高齢者が占める現状は軽視できない。高齢者の安全意識をいかに高めるか、対策に注力することが交通事故自体を抑止することになる。
 高齢者の交通事故死の内訳で最も多いのが歩行中で、背景には判断力や体力の衰えがある。このことから言っても、実効性を伴う安全対策は反射材の着用だろう。反射材を衣服などに着けていれば、事故の多い夜間、車の運転者に早期発見を促し、格段に安全性が高まる。それを頭で分かっても生活で実行できていない。石川県警の過去5年間のまとめでも、県内の交通死亡事故で反射材未着用は95%に上る。
 地道な啓発運動も欠かせないが、着用がままならない現状を変えるには従来と違った切り口の取り組みも考えたい。最近、目にとまったのは昨年末、富山県警が安全教室で児童に配った人気ユーチューバー・ヒカキンさん監修の反射材だ。イラスト入りで大喜びした児童の大半が着用を誓ったという。「格好悪い」「面倒」などのマイナス印象を払拭した点、児童が身に着けることで高齢者の意識変革につなげるアプローチの点からも参考になる。
 啓発運動には身に着ける側の視点に立ち、関心を持つ工夫を盛り込みたい。着用に結びついたか成果を検証し、次に生かしていくことも大事である。
 石川県内では新年1週間で交通死亡事故3件が発生し、死者3人のうち2人が歩行中の高齢者だった。一朝一夕にはいかないが、身を守る意識を高める対策に知恵を絞り続ければ、犠牲者はまだまだ減らせるはずだ。


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