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北國新聞/2020/1/10 2:05
http://www.hokkoku.co.jp/_syasetu/syasetu.htm?ゴーン被告会見 説得力無き「政治ショー」

ゴーン被告会見/説得力無き「政治ショー」

 記者会見というより、演出過剰な「政治ショー」の趣だった。保釈中に国外逃亡した日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告が潜伏先のレバノンで開いた会見である。
 ゴーン被告の冗舌は、日本の司法制度への批判と自己弁護に終始した。新たな事実が客観的に語られる場面はなく、海外メディアへの「印象操作」に主眼が置かれていたように思える。一連の疑惑が日産幹部と検察による共謀で、日本政府も関与していると決め付けながら、具体的な説明や論証は一切無く、説得力を欠いていた。
 逃亡犯が英雄のように振る舞い、言いたい放題だったことに憤りを覚える。特に「検察と日産の共謀が見えていなかったのは日本国民だけだ」と言い捨てたのは許し難い。平然と法を犯して恥じず、自己中心的な人物であることをゴーン被告は自らの言動で立証したといえるのではないか。
 森雅子法相は未明と朝、2度にわたって会見を開き、「刑事司法制度の一部のみを切り取った批判は適切ではない」「国外逃亡が何ら正当化されるものではない」と強調した。当然の指摘だろう。
 日本の司法制度が信用できないというなら、なぜフランスではなく、先進国とは言い難いレバノンに逃げたのか。フランスでは、ルノー関連の疑惑で告発されている上、別件でも告訴の動きがあり、これを恐れたからだろう。日本の司法制度を批判したところで、日産を食い物にしたという自身の疑惑は消えない。
 会見には、ゴーン被告側の眼鏡にかなったメディアの記者ら約100人が入場を許され、日本の報道陣の多くは閉め出された。しかもゴーン被告が日本メディアから受けた質問はわずか2問だけで、それすら満足に答えなかった。
 フランスのPR会社が一切を仕切り、ゴーン被告の発言に、取り巻きが拍手を送る光景は一種異様だった。PR会社はメディアを選別したことを正当化するためか、会見ではなく、あくまで「懇親会」だったと説明している。まともな記者会見とは程遠い「独演会」に失望させられた。


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