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北國新聞/2020/1/1 4:05
http://www.hokkoku.co.jp/_syasetu/syasetu.htm?東京五輪の年に 地域スポーツ活性化の好機

東京五輪の年に/地域スポーツ活性化の好機

 56年ぶりに東京に聖火がともる五輪の年が明けた。メインスタジアムになる新国立競技場が完成し、石川、富山の全市町村を巡る聖火リレーのコースや公募ランナーの顔触れも決まった。開催ムードはこれから加速度的に高まっていくだろう。
 1964年にアジアで初めて開催された東京五輪は、戦後復興の象徴として国民の心を一つにした。あの感動を知らない若い世代も自国開催の熱気に触れ、幾多の名勝負を目にするうちに、次代に語り継ぐ無形の財産を脳裏に焼き付けていくに違いない。
 前回の東京五輪には石川県勢12人が出場し、体操女子団体で金沢市出身の加藤宏子さんが銅メダルを手にした。富山県勢は9人が出場し、体操男子団体で富山市出身の三栗崇さんが金メダル、レスリングフリースタイルで滑川市出身の堀内岩雄さんが銅メダルをそれぞれ獲得した。
 今回は前回以上にメダル候補が多く、世界一の称号を得て代表の座をつかんだ選手が3人いる。競歩の鈴木雄介選手(能美市出身)、レスリングの川井梨紗子選手(津幡町出身)、トランポリンの森ひかる選手(金沢学院大ク、金沢学院大2年)である。川井選手の妹で、世界選手権3位となり、代表切符を手にした川井友香子選手(至学館大4年)とともに、堂々たる金メダル候補と言ってよいのではないか。
 NBA(米プロバスケットボールリーグ)で活躍する富山市出身の八村塁選手や馬場雄大選手も日本代表のユニホームを着る見通しであり、試合会場は熱気に包まれ、大いに盛り上がるだろう。
 国は東京五輪を契機として、スポーツ産業の市場規模を2025年までに現行の5・5兆円から15兆円に増やす目標を掲げている。自ら行うスポーツ、観戦を楽しむスポーツ、ボランティアとして支えるスポーツなど、スポーツにはさまざまな楽しみ方がある。
 スポーツへの関心が高まるこの時期、どんな形であれ、スポーツに関連した商品やサービスの消費は確実に増えるだろう。北陸でも野球やサッカー、バスケットボール、フットサルの各プロチームを含めて、幅広い分野の地域スポーツを盛り上げ、活性化させる絶好の機会である。
 大学スポーツでは、トランポリンやウエイトリフティングに代表や代表候補がいる金沢学院大の存在感が高まっている。日本勢で史上初めてトランポリンで世界の頂点に立った森選手を筆頭に、非五輪種目ながら金メダルを獲得したシンクロナイズド女子の高木裕美・岸彩乃組(金沢学院大ク)が金メダルを獲得し、二重の喜びに包まれた。同選手権で男子個人で5位となり、五輪の出場権を得た堺亮介選手(星稜ク、金沢星稜大4年)とともに「トランポリン王国」の屋台骨を支える。
 企業スポーツでは、多くの五輪代表候補を擁するハンドボールの北國銀行(金沢市)、バドミントンのトナミ運輸(高岡市)、バレーボールのPFU(かほく市)の活躍が光る。企業チームは、プロの道に進まず、社会人として収入を得ながら、競技に打ち込める場を選手に提供している。
 企業チームは、失われた20年の間に廃部や撤退が相次ぎ、市場規模が半減した。大学と企業は五輪競技を支える2本柱であり、地域を挙げて応援していきたい。
 総務省の調査(2016年)ではスポーツ観戦が盛んな地域は、広島、宮城、福岡、神奈川の順で、野球やサッカーのプロチームが本拠地を置く都道府県が多い。石川、富山両県は同率の全国19位にとどまり、のびしろは十分にある。プロ、大学、企業を問わず、各競技のリーグ戦に地元を応援する多くの県民が集い、声援を送る光景を日常的につくりたい。


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