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徳島新聞/2019/12/30 6:05
http://www.topics.or.jp/articles/-/304256

国内回顧/自然災害の猛威さらに

 平成から令和へ。元号が改まり、気持ちも新たにいい年になってほしい。そう願った人は多いに違いない。
 だが、今年も大きな自然災害から逃れることはできなかった。想定外の事態からどう身を守るのか。地球温暖化が進む中、改めて厳しく突きつけられた課題と言えよう。
 新天皇陛下が即位されたのは5月1日である。前天皇陛下は4月30日に退位し上皇となった。退位による代替わりは202年ぶり。憲政史上初の歴史的な出来事だった。
 大嘗宮の儀やパレードなど儀式、行事も行われ、祝賀ムードに沸いたが、その一方で、安定的な皇位継承策の検討という懸案は手つかずのままだった。
 有力な案とされる女性・女系天皇を認めることに賛成する人は、世論調査で7~8割に上っている。政府は本格的な議論を来春以降に始める方針だが、いつまでも先送りすることは許されない。
 災害で目立ったのは、台風と豪雨である。9月に台風15号が上陸し、千葉県を中心に最大約93万戸が停電、全面復旧まで2週間もかかった。広い範囲で電柱が倒れたためで、広域支援の在り方など多くの課題を残した。
 10月に上陸した台風19号は東海から東北まで各地の河川を決壊させ、甚大な被害をもたらした。死者は90人超。雨のすさまじさは、観測史上1位の記録を塗り替えた地点が続出したことでも分かる。
 巨大台風と豪雨の頻発は海水温の上昇が影響しているとされる。今年の平均気温は速報値で、統計開始以来122年間で最も高かった。異常が通常になるのを見通した対策を急がなければならない。
 政治では、安倍晋三首相の「1強」が続いた。首相は11月、通算在職日数が歴代最長となったが、レガシー(政治的遺産)は見えてこない。
 悲願の憲法改正は、7月の参院選で改憲勢力が3分の2を割り、遠のいたと言えよう。国会で議論を進めたいのなら、まずは謙虚な姿勢に改めるべきだ。
 ところが、不誠実な対応は変わらなかった。最たるものが、首相主催の「桜を見る会」を巡る問題である。地元後援会員が多数招かれ、前日にはホテルで夕食会が開かれていた。疑惑は深まるばかりなのに、招待者名簿はいち早く廃棄し、ホテルの明細書は「ない」の一点張りだった。
 先週には、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業に絡み、元内閣府副大臣の現職議員が逮捕された。桜を見る会と合わせ、「政治とカネ」の問題は越年する。
 36人が亡くなった京都アニメーション放火殺人など、悲しい事件や事故も多かった。
 そんな中、国民に希望を与えてくれたのがラグビー・ワールドカップでの日本代表の活躍である。「ワンチーム」という言葉は多くの共感を呼んだ。そうした盛り上がりを、来年の東京五輪・パラリンピックにつなげたい。


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