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北國新聞/2019/12/25 2:05
http://www.hokkoku.co.jp/_syasetu/syasetu.htm?日中首脳会談 前向きの言葉は良いが

日中首脳会談/前向きの言葉は良いが

 安倍晋三首相と中国の習近平国家主席が北京で会談した。6月のG20サミットを利用して持たれた大阪会談に続いての顔合わせである。昨年は李克強首相が来日しており、首脳の相互往来の実現が日中関係の改善を印象づけている。
 北京会談で、習氏は日中関係を「新しい段階」に押し上げたいと述べ、安倍首相も「日中新時代」にふさわしい関係を築き、地域の安定に貢献したいと強調した。
 新次元の日中関係をめざすという前向きの言葉は良い。が、習氏の発言から、懸案に前向きに取り組む意思がほとんど感じられないのは残念である。
 安倍首相は、沖縄県・尖閣諸島周辺で中国船の領海侵入が絶えない問題や中国国内で相次ぐ邦人拘束、さらに香港、新疆ウイグル自治区での自由、人権弾圧問題を取り上げ、善処を求めた。
 これら中国が避けたい問題について、安倍首相は大阪会談の時よりも強く改善を要求した印象であるが、習氏から手応えのある回答はなかった。習氏は「小異を残して一致点を求め、積極的に協力すること」が新時代の日中関係発展に必要と主張している。しかし、主権に関わる尖閣諸島の領有権問題や邦人拘束を「小異」と片付けるわけにはいかない。
 邦人の拘束問題では、国家機密に触れる資料を集めた疑いで拘束された北海道大教授が先ごろ、2カ月ぶりに解放されたばかりであるが、新たに50代男性が7月から拘束されていることが判明した。中国では2015年以降、スパイ行為などに関わったとして、少なくとも9人の邦人が起訴されている。どの事件も拘束の場所・日時や理由は公表されていない。
 日中両政府が08年に締結した「領事関係に関する協定」は、それぞれの国民を逮捕、拘禁した場合「その事実と理由を遅くとも4日以内に領事機関に通報する」と定めている。中国のこれまでの対応は、領事協定に違反していると言わざるを得ない。
 現状のままでは、習氏を国賓として遇するムードが国民の間で高まるとは思われない。


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