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徳島新聞/2019/12/12 6:06
http://www.topics.or.jp/articles/-/296438

ロシア五輪除外/不正続ける体質を改めよ

 ロシアによるドーピング問題は、来年の東京五輪・パラリンピックにも暗い影を落とすことになりそうだ。
 世界反ドーピング機関(WADA)が、ロシア当局の検査データの改ざんなどを認定し、今後4年間の五輪・パラリンピック、世界選手権などへの同国選手団の参加を禁じることを決めた。
 問題が発覚してから5年以上が経過しているにもかかわらず、ロシアはなおも不正に手を染めている。その実態が明らかになった以上、厳罰は当然だろう。
 WADAは昨年4月に改正した新規定により、違反した国の選手を五輪から除外できる強制力を持っており、国際オリンピック委員会(IOC)も従う義務がある。
 ロシアは国ぐるみの不正を一貫して認めていない。今回の処分に対してもスポーツ仲裁裁判所(CAS)に異議申し立てをする方針だが、判断が覆る可能性は極めて小さいとみられる。
 反省もせずこの状態を続ければ、ロシアは禁止期間が過ぎても世界規模の競技会から除外される恐れがある。スポーツ界にも力を持つプーチン政権が体質を改めない限り、問題は繰り返されるだけだ。
 禁止薬物を巡るロシアのスキャンダルは、2014年に陸上界でドーピング疑惑が報道されたのが発端だ。
 WADAの調査部門は今年1月、モスクワ検査所の過去のデータを回収。調査の結果、ドーピング違反の可能性があるデータが数百カ所削除された痕跡を認めた。
 さらに、不正を告発した同検査所の元所長に罪をなすりつけるなど、多くの隠蔽や偽装工作の事実を突き止めた。
 単にスポーツ省や競技団体にとどまらず、国家主導で行われたことは明白だ。
 ロシアは自国開催の14年ソチ冬季五輪で検体のすり替えなどの違反隠しが認定されて以降、主要大会への選手派遣がままならなくなっている。
 16年リオデジャネイロ夏季五輪は陸上選手のほとんどが除外され、18年の平昌冬季五輪は国を代表しない個人資格での参加となった。
 2度の五輪で選手派遣に影響が出たが、政府は事態を軽視してきた。WADAの処分は国際スポーツ界の憤りや決意を示したものでもあり、重く受け止めるべきである。
 スポーツ大国のロシアが除外されることで、東京大会をはじめ各主要大会は盛り上がりを欠くことになろう。が、重要なのは全選手の公平性や公正さを保つことだ。
 今回の最大の被害者はドーピングと無縁の選手だろう。このため、東京大会では潔白を証明した選手のみ、個人資格での出場を認めた。ただ、平昌五輪では参加者の中から違反者が出ただけに、判断基準に懸念は残る。
 東京の組織委員会は検査態勢を強化するなど、徹底した不正監視の下、クリーンでフェアな大会運営に努めなければならない。


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