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富山新聞/2019/11/13 2:06
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_syasetu/syasetu.htm?相次ぐ逃走事件 検察事務官では荷が重い

相次ぐ逃走事件/検察事務官では荷が重い

 被告らが地検の収容手続きに従わず、逃走する事件が続いている。6月の横浜地検に続いて大阪地検も逃走を許し、収容、管理態勢の見直しを迫られている。
 横浜地検の事件は、一審で有罪判決を受け、控訴後に保釈されていた男が、高裁で実刑が確定したにもかかわらず、地検の再三の出頭要請に応じず、自宅を訪れた検察事務官と厚木署員に包丁を振りかざして逃走した。
 男は丸4日近い約90時間後に逮捕されたが、この事件の教訓は十分生かされず、大阪地検は10月末に収容予定の女に逃げられたのに続き、今月再び、護送車から被告が逃走するのを食い止めることができなかった。
 事件の背景には、呼び出せば出頭してくるという「性善説」に基づき、多くの収容が検察事務官だけで行われていることがある。横浜の事件では、事務官5人のほか署員2人が出向いたが、収容ということで拳銃は所持していなかった。警官のような訓練をしていない事務官では荷が重く、包丁を振り回す男に無力であった。
 大阪の護送車からの逃走事件は、地裁の判決公判に3回連続で出頭しなかったため保釈が取り消された被告を河内署員が発見し、検察事務官が同署で収容手続きを行った後、枚岡署に護送する途中で発生した。護送は事務官3人(うち1人は女性)で行われたが、出頭命令に応じない被告の悪質さを考えれば、警官の同行を求めるべきではなかったか。
 また、背景には保釈の増加もある。最高裁によると、10年で18%だった地裁での保釈率は、18年には32%に上昇している。裁判に備えて被告と弁護人の打ち合わせ時間を十分確保すべきという考え方や、「人質司法」という批判への配慮が裁判官に広がっていることが主な理由とみられている。
 その妥当性の議論も必要だが、保釈の増加傾向が続くとなれば、検察の収容態勢も強化しなければなるまい。最高検は横浜事件の検証チームを設け、全国の地検の態勢が十分か調査している。警察や自治体との連携の在り方も含めて見直しを急いでほしい。


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