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掲載日
2019/11/9 2:05
見出し/本文
IRいしかわ鉄道/赤字87億円でもひるまずに
リンクURL
http://www.hokkoku.co.jp/_syasetu/syasetu.htm?IRいしかわ鉄道 赤字87億円でもひるまずに IRいしかわ鉄道/赤字87億円でもひるまずにへの外部リンク
記事詳細

 北陸新幹線のレールが敦賀まで延びる2023年春以降、「IRいしかわ鉄道(金沢市)」の収支が悪化し、10年間で累計87億円の赤字となる見通しが示された。JR西日本から、石川県内の並行在来線を引き継ぐと、営業区間が現在の3・5倍に増えて経費がかさむ半面、平均乗車人数が3割程度低下し、収益率が悪化すると予測されるからである。
 経営悪化は半ば覚悟していたとはいえ、実際に数字を示されると、ショックは隠せない。構造的な赤字体質に陥れば、自治体が補填(ほてん)せざるを得ず、持続的な経営に赤信号がともるだろう。
 IRいしかわ鉄道は「地域の足」としてのみならず、新幹線駅から県内各地に遠来の客を運ぶ二次交通の役割を担っている。たとえ経営が厳しくても、おいそれと運行をやめるわけにはいかない。
 IRいしかわ鉄道の経営悪化は、JRから富山県内の並行在来線を引き継いだ「あいの風とやま鉄道」にも影響が及ぶ。レールがつながっている以上、両鉄道会社はいわば運命共同体といってよく、対岸の火事ではない。想定される巨額の赤字にもひるむことなく、敦賀延伸後を見越して、福井県で設立準備が進む第三セクターの鉄道会社とともに、手を携えて赤字脱却に向け知恵を絞りたい。
 重要なことは、公的支援への甘えの意識や悲観主義を排し、厳しい現実と向き合う覚悟である。地域住民の生活に欠かせぬ公共交通機関として生き残りをかけ、経営努力に傾注するよう求めたい。
 北陸新幹線開業と同時に営業を開始したIRいしかわ鉄道は、2018年度も黒字を維持し、4年連続の黒字を計上した。心配されたような厳しい業績に陥らず、黒字経営を維持してきた実績は高く評価されてよい。
 一方、あいの風とやま鉄道は、距離が長い分、収支が厳しく、県の基金からの補助金によって赤字を補ってきた。18年度も経常損益は1億7400万円の赤字だったが、利用者は前年度より増え、20年度には経常黒字の可能性がみえてきた。一足先に「冬の時代」を耐えてきた、あいの風とやま鉄道から学べることは少なくない。

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