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北國新聞/2019/9/11 2:06
http://www.hokkoku.co.jp/_syasetu/syasetu.htm?豚コレラ止まらず ワクチン接種の要望は重い

豚コレラ止まらず/ワクチン接種の要望は重い

 豚コレラの感染が止まらない。岐阜市の養豚場で発生してから1年を経た今月も、岐阜県の養豚場で感染が見つかった。感染による養豚場の殺処分は福井県でも行われている。野生イノシシの感染が確認された石川、富山両県も養豚場への感染防止に懸命になっているが、対策は万全と言い切れないのが実情だろう。
 豚の感染が判明した県や、感染地域に囲まれた石川、富山両県では養豚農家の危機感が高まっている。1日も早く豚にワクチンを接種できるよう求める声が出るのも無理はない。
 豚コレラウイルスの感染力は強く、1頭でも感染が見つかった養豚場では全頭が殺処分される。経営に及ぼす影響は大きく、ワクチン接種の要望は重い。養豚農家の切迫した事情を考慮して、北陸三県の知事が国に速やかな決断を求めるのも当然である。
 これに対して国はワクチン接種に慎重な姿勢を崩さない。豚にワクチンを接種すると、ウイルスを完全に排除した「清浄国」に復帰するのに時間がかかり、豚肉の輸出に影響が出るからである。
 国内では20世紀に入ってから豚コレラが広がり、ワクチンで感染を抑えてきた。2015年にようやく国際獣疫事務局から清浄国と認められたものの、昨年の感染発生で清浄国の資格は一時停止となっている。
 ここで再びワクチン接種に踏み切ると清浄国でなくなり、各国が日本の豚肉の輸入を避ける可能性があるという。このため、豚コレラが発生していない地域ではワクチンの接種が理解されにくいのだろう。
 しかし、豚やイノシシの感染に苦しむ地域は厳しい環境に置かれている。石川、富山両県も補正予算で対策費を上積みして感染防止に取り組むが、養豚場へのウイルス侵入を完全に防ぐことができるかどうかは定かでない。
 感染地域がこれ以上、広がらないようにするためにもワクチンの接種は早急な検討を要する。接種の合意を形成するのは簡単でないとみられるが、国はその努力を避けないでほしい。ワクチン接種が難しいのであれば、他の有効な対策を示すのも国の責任である。


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