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富山新聞/2019/8/25 2:06
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_syasetu/syasetu.htm?シアター五輪開幕 地方開催の意義を大切に

シアター五輪開幕/地方開催の意義を大切に

 国際演劇祭「第9回シアター・オリンピックス」が23日から南砺市利賀と黒部市を会場に始まった。今回はロシアとの共同開催という初めての試みでもあり、国際色の濃い舞台芸術の祭典となった。
 とりわけ、主宰する「早稲田小劇場」の活動拠点を40年以上前に利賀に移し、利賀を「演劇の聖地」と呼ばれるほどに育て上げた演出家鈴木忠志氏にとっては感慨深いものがあろう。富山県での開催は鈴木氏の熱意に負うところが大きいが、是非とも広域から大勢の鑑賞者を集め、利賀を世界に発信する機会としてほしい。
 シアター・オリンピックスは1995年にギリシャで産声を上げ、数年に一度、世界各地で開催されてきた。世界レベルの芸術家同士の共同作業によって企画されるのが大きな特徴である。第2回が99年に鈴木氏の出身地である静岡で開催されているが、日本開催はそれ以来となる。
 今回、ロシア側の主会場は大都市のサンクトペテルブルクであり、日本側開催地が地方都市、というより過疎に悩む小都市であることも対比の妙があっておもしろい。ロシアでは既に6月に始まっていて、9月23日までの期間中、世界15カ国の演劇関係者が集い、利賀と黒部では30作品が上演され、ワークショップなども併せて開催される。
 鈴木氏は82年から毎年、利賀で国際演劇祭利賀フェスティバルを開催してきた。合掌造りの家屋を改造した利賀山房など6つの劇場を舞台に作品を作り続けている。こうした取り組みもあって、富山には演劇に目の肥えた人も多く、こうした活動を応援してきた長い歴史がある。石川における無名塾のような存在といえばよいか。
 実行委員長の吉田忠裕氏(前YKK会長)も鈴木氏の活動を側面から応援してきた一人である。今回もYKKのゲストハウス「前沢ガーデン」に鈴木氏の意向を反映させた野外ステージをこしらえ、会場のひとつとなった。これこそ、富山で開催したことの大きな意義であり、文化を支えようという意識の高い経済人の存在こそが地域の文化度の目安ともなる。


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