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陸奥新報/2019/8/22 10:06
http://www.mutusinpou.co.jp/index.php?cat=2&赤石渓流線開通へ「観光振興へ官民挙げて検討を」

赤石渓流線開通へ「観光振興へ官民挙げて検討を」

 鯵ケ沢町から世界自然遺産白神山地に向かう唯一のルートであり、土砂崩落のため、およそ14キロが約4年半にわたって通行止めとなっていた同町の町道赤石渓流線(総延長15・6キロ)が、今月26日に開通することが決まった。併せて、同線から日本の滝百選の一つ「くろくまの滝」へとつながる町道黒熊の滝線(同590メートル)も開通となる。通行止め以来、同町の観光客入り込み数は大きく減少していただけに関係者の期待は大きい。山、川、海といった観光資源に恵まれている同町だけに、白神観光の復活による相乗効果が高まるものとみられる。
 赤石渓流線は、同町の南部に当たる赤石地区から南方へ向かった先にある。豊かな自然に囲まれ、「金アユ」で知られる赤石川に沿っており、アユ釣り解禁を迎える夏季には多くの釣り客らでにぎわう。「白神ライン」こと県道弘前西目屋岩崎線に接続し、まさに同町と白神山地を結ぶ大動脈となっている路線だ。しかし、2015年2月に赤石渓流線の一ツ森地区で土砂崩落が発生し、以来通行不能に。観光産業へ与えた打撃は大きかった。
 白神の自然や渓流釣りを楽しんでから町内観光施設へ赴くのは難しくなり、同町の観光客入り込み数は減少の一途をたどった。赤石渓流線の復旧に当たっては、土砂崩落地点を避ける形の迂回(うかい)路を整備することとし、町の財政的事情から県が工事を代行。同線からくろくまの滝を結ぶ黒熊の滝線も同時に通行できなくなっていた上、昨年には土砂崩落といった損傷が確認されたため、町は仮設の安全対策工事を実施した。
 開通当日は、同線ゲート付近の新大然橋で安全祈願祭と開通式が予定されている。引き続き開通区間を関係者が視察するほか、訪れた観光客には記念品が配布される予定だ。当日の天候にもよるが、訪れた人たちには白神山地の豊かな自然と、久しぶりに見ることができる「くろくまの滝」といった名所を思う存分に堪能してもらいたい。
 およそ4年半の間、同線の明確な開通時期が見通せず、各方面から「いったい、いつ開通するのか」といった声があったのも事実。一方では、一日も早く開通させよう、土砂崩れなどが発生しない安全な道路にしよう―と道路整備に取り組んできた町や県関係者らの努力と思いも忘れてはなるまい。確かに年月は要した。しかし、それは開通後に鯵ケ沢町の観光、さらには同町からの白神観光を振興させていくために必要な期間であったと考えたい。
 それだけに関係者には、開通することに安堵(あんど)し観光客増に期待をかけるだけで終わってほしくない。開通に伴う同町からの白神観光再開という機会をいかに観光振興に結び付けるか、官民挙げて検討してほしい。


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