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茨城新聞/2019/8/20 4:06
http://ibarakinews.jp/hp/hpdetail.php?elem=ronsetu&【論説】評価される茨城の酒 さらなる知名度向上に期待

評価される茨城の酒/さらなる知名度向上に期待

 茨城は豊かな水と米に恵まれた酒どころである。39の酒蔵があって、それぞれが選び抜いた米と酵母を使って個性あふれる日本酒を造っている。その茨城の日本酒の輸出量が近年増加している。日本酒の輸出はただ単に外国の人々に茨城の酒の味を知ってもらうだけではない。酒を育む米作りの文化や豊かな水を生む茨城の自然を世界の人々に伝えるきっかけにもなる。茨城の酒はまだまだ知名度も高いとは言えない中で、海外での日本酒人気を追い風に、茨城の酒の輸出を増やしていきたい。
  国税庁の「清酒製造業者の輸出概況」によると、茨城の日本酒の輸出数量は、2014年は7万1629リットルだったが、年々増加し、17年には14万6159リットルと倍増した。日本酒の輸出は全国的に急増しており、背景には「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことがあるようだ。海外での日本の食文化への関心の高まりとともに、日本酒を味わう人々が増え、米国や香港、中国、韓国、台湾などへの輸出金額が増えている。
  こうした機運を捉えて、県内でも輸出を後押しする動きが活発になりつつある。県はシンガポールとベトナムを対象に現地で商談会や展示会を開くなどして日本酒などの売り込みに力を入れている。本年度からは笠間焼も一緒に売り込むという。日本貿易振興機構(ジェトロ)茨城貿易情報センターも海外バイヤーを招くなど輸出を支援している。
  輸出には、酒蔵自身の努力も欠かせない。8カ国に輸出している稲葉酒造(つくば市)は米国在住の日本人と契約して販売先の発掘に努めている。米国では丁寧に造られた高品質の酒の評判が人伝いに広がり、酒が生まれた土地や気候、米への関心が高まり、レストランのオーナーやソムリエらが酒蔵を訪ねて来るという。
  同社の輸出に懸ける思いは酒を売ることだけではない。「地域で農業を継ぐ人がいないが、自分の作った米で造った酒が世界中に出ていき、注目を集めるとちょっと違ってくる。米を作る人が増えてここの農業を守ることになる」と地域農業の活性化にもつながることを期待している。3年後には有機栽培による酒造好適米を作る計画で、「この地域が世界中から注目される地域になってほしい」との思いを語る。
  府中誉(石岡市)も「酒だけを輸出するのではなく、地域そのものも含めて輸出しているようなもの」と語る。酒造りに使う米のほとんどが県産で、水も自家水、働き手も地元の人。「それがわれわれの誇り」といい、輸出された酒が高い評価を受ければ地元の農家も潤う。12年前、米国に輸出して以来、3カ国に輸出している。日本酒や酒にまつわる全ての価値をより一層高めることが課題で、「文化を売るんだという気概を込めて頑張りたい」と語る。
  一方で国内での知名度も上げたい。海外での評価が逆輸入される例もあろうが、まずは東京の「IBARAKI sense(イバラキセンス)」に試飲コーナーを設けるなど都内での知名度アップに挑戦してみるのも面白い。県酒造組合も「茨城の酒の品質のレベルは間違いない。(今年から始まる)常陸杜氏(とうじ)制度によって造り手も育成していきたい」としている。国内外で「茨城のうまい酒」の知名度アップに挑戦することは茨城のPRにもつながっていく。
 


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