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陸奥新報/2019/8/17 10:06
http://www.mutusinpou.co.jp/index.php?cat=2&五輪の猛暑対策「成否を占う参加者の安全」

五輪の猛暑対策「成否を占う参加者の安全」

 東京五輪まで1年を切り、都内では新国立競技場など会場整備が急ピッチで進められている。一方で東京は最高気温が35度を超える猛暑日が続いており、気象庁などが熱中症への注意を呼び掛けている。五輪期間も猛暑が予想され、選手や観客、運営ボランティアの暑さ対策は十分なのか、不安は尽きない。
 組織委と東京都が先月、ビーチバレーボール会場で実施した暑さ対策テストでは、会場入り口付近に休憩できる日よけテントを設け飲料水を提供。救護所には医師と看護師が常駐し、熱中症患者の対応に当たった。会場や最寄り駅では、水にぬらすと冷えるタオルや扇子など冷却グッズを配った。
 手荷物検査については観客が迅速に検査場を通過できるよう工夫するほか、場内への危険物持ち込みを防ぎつつペットボトルや水筒に入った飲料を持っていけるような方策を検討するという。
 これらは国際オリンピック委員会(IOC)の作業部会による勧告を踏まえたものだが、現状では十分と思えない。
 実際、猛暑日の都心であれば、日陰や風通しのいい場所は別として、屋外には5分もじっとしていられない。たとえ日よけや冷たい飲み物があったとしても、最寄り駅から会場への移動、入場前の手荷物検査を考えれば30分以上は屋外にいることになる。これでは熱中症の人が続出しかねない。
 高いチケット代を払うのだから、まず観客には会場の最寄り駅で冷却グッズのほかに日よけを無料配布すべきだ。会場への連絡道路には、テントに加え、水を霧状に噴射するミスト装置を等間隔で設置してはどうか。
 屋外会場では安全を確認した上で飲み物の持ち込みを認め、屋内外問わず飲料水も提供するなど、徹底して熱中症対策を講じるべきだ。
 暑さ対策が必要なのは観客だけではない。13日に行われた馬術の東京五輪テスト大会2は、海の森クロスカントリーコース(東京都江東区)で総合馬術の耐久が行われ、選手からは「馬も人も危ない暑さ。もう少し早くという意見を出さないといけない」などと五輪では開始時間を早めることを求める声が上がった。
 実際、ボートやスイミングマラソンのテスト大会でも選手から開始時間の前倒しを求める意見が相次いだ。五輪出場を目指す一流選手ですら、東京の猛暑には対策が必要と感じているのだ。
 五輪期間中に選手やボランティア、観客がバタバタ倒れるようでは、国内外から批判が集中することは容易に想像できる。組織委と都の手に負えないなら、政府が招致国としての責任で抜本的な対策に乗り出すべきだ。
 猛暑の東京でありながら、関わった全員が安全に大会を終えてこそ、成功したと評価されるのではないか。


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