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高知新聞/2019/8/14 10:06
http://www.kochinews.co.jp/article/300548/

台風10号/早めの備えで命守ろう

 お盆休みのさなかという人も多いだろうが、防災にしっかりと気を引き締めたい。北上中の超大型の台風10号が本県にかなり接近し、上陸する危険性も出てきた。
 高知地方気象台によると、きょう夜には暴風となり、あす朝からは猛烈な雨になる見込みだ。県内各地が河川の氾濫や土砂災害など危険な状態になる恐れがあるという。
 家庭で早めの備えをし、市町村が出す避難情報にも速やかに対応して命を守ろう。
 今回の台風は警戒すべき点がいくつもある。予報では、台風10号は四国西部や豊後水道を北上していくコースが想定される。
 四国全体がすっぽりと風速25メートル以上の暴風域に巻き込まれるだけでなく、台風の右側に入ることになる。本県にとっては最悪のコースといってよい。
 台風は風が中心に向かって反時計回りに吹き込み、巨大な渦巻きになっている。右側は吹き込む風の力に台風本体を運んでいる風の力も加わって、風がより強くなる。
 雨も右側が強くなる傾向にある。反時計回りに吹き込む風によって、海からの暖かく湿った空気が供給されるためだ。
 台風10号は超大型で、暴風域もその分、大きい。加えて速度が比較的ゆっくりしているため、暴風雨の影響が長時間続く危険がある。
 豊後水道付近を北上した台風は過去にいくつかあるが、県民の記憶に刻まれているのが1975年8月の台風5号だ。
 宿毛市付近に上陸し、当時の表現では「中型で並の強さ」だったが、台風の通過後も雨が続いたこともあって、仁淀川水系や鏡川は大洪水になった。各地で土砂崩れや土石流も発生し、県内の死者・行方不明者は77人に上った。
 気象台は今回の台風10号は、総雨量が千ミリを超える恐れがあるとしている。増水しやすい河川や土砂災害の危険箇所近くに住む人は警戒が怠れない。
 大潮の時季に当たり、潮位が高いことも気を付けなければならない。高潮の恐れがある。高波にも十分な警戒が必要で、海に近づかないようにしたい。
 気象庁はことし5月、豪雨災害から身を守るための行動を5段階表示する「大雨・洪水警戒レベル」の運用を始めた。昨年の西日本豪雨を教訓にしたもので、内容を再確認しておく必要がある。
 警戒レベル1は災害への心構えを高め、2で避難場所・ルートの確認を含む避難準備を行う。3で高齢者らは避難を始め、その他の人も避難準備や自主避難を始める。4は全員避難で、5は既に周囲で災害が発生している恐れが高く、命を守る最善の行動を取る。
 きょうの夜以降は外に出るのが危険な状態になりそうだ。気象台も「明るいうちに早め早めの安全確保を」と呼び掛けている。油断せずに備えよう。


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