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切り抜き詳細

下野新聞/2019/8/14 10:06
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/207121

ご当地プリン

 ご当地プリンが人気という。素材の牛乳や卵はどの地域でも入手ができ、それぞれ工夫を凝らした食感や味などで売り上げを伸ばしている▼益子町の道の駅ましこは、2016年秋のオープンに合わせて、地元食材を使ったオリジナル商品の開発に取り組んだ。年代を問わず好まれるプリンに着目し、目玉にした▼プリン1個に、こだわりの飼料で育てられた町内の薄羽(うすば)養鶏場の卵1個を使用。濃厚でありながらとろっとした滑らかな食感が楽しめることから「とろたまプリン」と名付けた▼1個302円(税込み)で、道の駅でしか販売しない戦略が人気を呼び、平日は100個、週末は200個作り、全て売り切れる。18年10月にはフード・アクション・ニッポンアワード2018(農林水産省主催)の受賞10商品に選ばれる栄誉に輝いた▼道の駅近くの加工所で、町内産の野菜を使ったピクルスなども製造し、新たな雇用が生まれた。廃業を考えていた養鶏場はプリンのヒットなどで将来性が出て、都内で会社員をしていた長男が跡を継ぐという思わぬ効果があった▼加工所を使って町内の主婦たちが作るオリジナルドレッシングは20種類にもなり、豊かな色彩が店内を華やかにしている。売り上げは予想を大幅に上回り、加工所の増設も決まった。道の駅がまちを元気にしている。

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