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富山新聞/2019/8/6 4:06
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_syasetu/syasetu.htm?工芸館7月開館へ 地元の認知度高め機運醸成

工芸館7月開館へ/地元の認知度高め機運醸成

 金沢市に移転する東京国立近代美術館工芸館が、来年7月に開館する見通しとなった。東京五輪の開会式が行われる7月24日より前の週末を軸に、調整が進む方向だが、より具体的な開館時期が固まってきたことで、受け入れる地元側の準備にもエンジンをかけていきたい。
 今秋には本多の森公園内に、金沢の二つの歴史的建造物をリニューアルした新たな工芸館の建物が完成する。見学ツアーなど建物自体に親しむ企画を順次開催し、質の高い工芸の伝統を持つ富山も含めて、日本海側で初めてとなる国立美術館の認知度を高めたい。
 今年度は11、12月に石川県立美術館で開催する国立工芸館の名品展に合わせ、石川県立歴史博物館で珠洲焼、県立美術館で古九谷と加賀蒔絵(まきえ)に関する特別展が開かれる。藩政期以前から、多様な工芸が息づいていた北陸の工芸風土をたどることで、近代工芸の粋を集めた工芸館移転にふさわしい土地柄であることをアピールできるに違いない。
 工芸館が移転すれば、本多の森公園一帯は、歩いてたどれるエリア内に美術館や博物館が並ぶ国内でも有数の文化ゾーンとなる。近隣の文化施設が歩調を合わせて開催する今秋の特別展は、次年度以降、国立工芸館を含めた一体感のある連携企画を打ち出すための試金石になるだろう。
 国立工芸館には、陶芸家の石黒宗麿や、金工作家の金森映井智ら富山の人間国宝の作品も収蔵されており、北陸の工芸の層の厚さを実感する機会にもなるだろう。富山からも気軽に足を運びたい。
 流動的な要素はあるものの、五輪とリンクする時期の開館は追い風になる。競技観戦で一定期間、日本に滞在する外国人に、地方旅行の行き先に北陸を選んでもらう誘因として新工芸館のインパクトは大きいだろう。
 石川県は来月、京都市で開催される国際博物館会議で、国内外の博物館・美術館関係者に工芸館誕生を周知する。金沢城鼠多(ねずみた)門・橋の復元も五輪開幕前の完了に向けて準備が進む。工芸館と合わせて紹介することで、厚みのある文化土壌を広域発信できるだろう。


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