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福島民友/2019/7/25 10:05
http://www.minyu-net.com/shasetsu/shasetsu/FM20190725-399718.php

双葉郡の全体構想/夢ある未来の実現目指そう

 夢のある双葉郡の未来づくりに向けて、手を取り合って一歩ずつ進んでいってほしい。
 双葉郡8町村の将来像を描く「ふたばグランドデザイン(全体構想)」の検討委員会が構想の最終案をまとめた。年間交流人口200万人を目標に、国際会議や見本市などを受け入れる「ふたば国際コンベンションリゾート構想」はじめ17分野の戦略を掲げる。構想の実現目標は2050年に設定している。
 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で、同郡は住民避難を余儀なくされるなど甚大な被害を受けた。地域の再生に向け歩み始めている町村がある一方、全町避難が続く自治体もある。復興に向け抱える課題が多様化している現状で、郡全体を見据えた共通の指針をまとめた意義は大きい。郡を構成する8町村が一体となって構想を具現化してほしい。
 戦略は生活環境の回復、地元企業の再生と新産業の創出、交流人口の拡大、広域連携を支える地域交通システムの整備など六つの柱を基にまとめた。いずれも復興を着実に前に進めていく上で欠かせない要素だ。
 双葉郡の復興を推進する施策では、先行するものとして浜通りの新たな産業基盤づくりを進める福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想、30~40年後を見据えた被災12市町村の将来像提言の取り組みがある。二つの施策は構想を下支えする要でもある。
 構想の推進に当たっては、二つの取り組みと整合性を保ちながら、双葉郡全体の一層の発展を実現する取り組みにしていく必要がある。年内にもつくる予定の町村長による推進協議会、各町村職員によるワーキンググループで丁寧に議論してもらいたい。
 17分野の戦略の中には、東京とJヴィレッジ(楢葉町、広野町)、仙台を結ぶ「常磐新幹線」、双葉郡と中通りをつなぐ「あぶくま横断道路」、交流人口拡大の拠点となるJヴィレッジの再整備を盛り込む。いずれも大規模な投資が伴う。復興の進展度合いをにらみながら一つ一つの戦略の目的を見極めていくことも大切だろう。
 構想の目的は住民の帰還を促して地域コミュニティーを再生し、新たな雇用創出でにぎわいを取り戻すことにある。双葉郡には、中、長期ごとの課題をクリアしながら構想が描く未来像に限りなく近づけ、地域再生の先進例となってもらいたい。
 国、県は構想を後押しし、しっかりと支援していってほしい。


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