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福島民友/2019/7/19 10:05
http://www.minyu-net.com/shasetsu/shasetsu/FM20190719-397835.php

高校生の富士登山/諦めず一歩踏みだす勇気を

 「諦めず一歩一歩前に進んでいけば目標は必ず達成できることを体験させたい」。三春町出身の登山家で2016年に亡くなった田部井淳子さんが常々、口にしていた言葉を胸に、高校生たちが今年も日本一の山に登る。
 田部井さんが東日本大震災からの復興支援として提唱し、12年に始まったプロジェクト「東北の高校生の富士登山」が、7月23~25日の日程で行われる。8回目の今年は本県と宮城、岩手両県から105人の高校生たちが参加する。参加者には体調を万全に整えて一歩を踏みだし、富士山頂を目指してほしい。
 富士登山は、田部井さんの登山家人生で最後の登山となった。3年前の夏、病を押して7合目付近まで登り、頂上を目指す高校生たちに声を掛け背中を押した。
 田部井さんの思いが詰まったプロジェクトは長男の進也さんに託された。引き継いでから3回目の富士登山となる。進也さんは「参加することで、高校生たちに何かを見いだしてもらいたい」とエールを送る。
 「人生を かえるきっかけ 富士登山」―。富士登山を終えた高校生が詠んだ作品だ。富士登山を成功させることで、これから人生を歩み、成長していく上での糧になることを願う。
 プロジェクトの参加者は今回で680人となる。これまで富士登山を経験した高校生は大学生、社会人になった。今年の説明会では彼らから、仕事が大変なときでも富士登山を思いだして頑張ることができた、といった言葉が高校生たちに送られた。運営の一助にしてほしいと、初任給の中から寄付を申し出る、かつての参加者もいるという。
 富士登山は、一人一人の参加者に、さまざまな「実り」をもたらしている。進也さんは「高校生が自分の意志で富士登山への参加を申し込んだ時点で、新たな一歩を踏みだしたことになる」とプロジェクトの意義を語る。さらに、実り多いものに育てていってもらいたい。
 田部井さんは生前、富士登山に参加した東北の若者が千人になれば、復興の大きな力になるはずと語っている。
 プロジェクトが掲げる参加者千人の目標まで「6合目」を過ぎた。田部井さんの思いに応え、復興を確実に進めていくためにも、次の時代を支える若者たちの参加を、さらに呼び掛けていく必要があるだろう。企業や団体の理解、協力も不可欠だ。応援の輪を広げていきたい。


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