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富山新聞/2019/5/26 2:05
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_syasetu/syasetu.htm?井波彫刻で唐門復元 都心で輝く日本遺産の技

井波彫刻で唐門復元/都心で輝く日本遺産の技

 東京都文京区にある国特別史跡・特別名勝「小石川後楽園」の唐門の復元事業に、南砺市の井波彫刻協同組合が参加し、欄間などの製作を担当することになった。昨年、復元公開された名古屋城本丸御殿への欄間納入に続き、井波彫刻が都心の大名庭園の重要な部分に生かされる。日本遺産に認定された高度な技を一段とアピールする好機にしたい。
 小石川後楽園は1629(寛永6)年に徳川御三家の一つ水戸徳川家の祖、徳川頼房が江戸の中屋敷の庭としてつくり、2代藩主光(みつ)圀(くに)の代に完成した。現在は都立公園として公開されている。
 唐門は、旧水戸藩上屋敷から後楽園に入る正式な入り口で、重厚な構えで知られたが、1945(昭和20)年に戦災で焼失した。後楽園の庭園修復や復元事業に取り組んでいる都は、唐門を庭園構成や景観上、重要な建物とみて、古い写真やスケッチなど資料収集を行い準備を進めてきた。
 小石川後楽園は、金沢市の兼六園などとともに、江戸時代の大名が整備した日本を代表する大名庭園の一つとして知られており、全国の主要な大名庭園がスクラムを組んで、一括して日本遺産を目指す動きにも呼応しているという。それだけに、復元によって価値を増すことには意義があろう。
 復元は今年度開始し、来年7月の完成を目指しており、都内の建設業者が復元工事全体を担い、井波彫刻協同組合は欄間、妻壁部分を受け持つことになっている。
 井波彫刻は昨年、「宮大工の鑿(のみ)一丁から生まれた木彫刻美術館・井波」として日本遺産に認定された。名古屋城本丸御殿の復元では同組合が欄間の大作7点を手掛けており、本物志向で復元された同御殿の中でも際立った技の冴えを見せ、荘厳な輝きを放っている。
 小石川後楽園は、程近い距離に東京ドームがあるという立地で、都心の貴重なオアシスとして来園者も多い。そうした中で、復元された唐門に井波彫刻の欄間が据えられれば、伝統技術の何よりの発信効果があるだろう。創立100周年となる同協同組合にとって、記念碑的な事業にしたい。


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