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京都新聞/2019/5/25 10:05
https://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/20190525_3.html

季節外れの暑さ/熱中症に細心の注意を

 今週末から週明けにかけ、日本列島は5月としては記録的な暑さに見舞われそうだ。
 気象庁は、北海道から近畿にかけて内陸部を中心に、多くの地点で最高気温が30度を超える真夏日となると予測しており、35度を超える猛暑日になるところも出るとみている。
 京都府では体温並みの暑さになる恐れもあり、熱中症対策など体調管理に細心の注意が必要だ。
 暑さの原因は、中国大陸の上空で非常に暖かな空気が発達し、週末にかけて北日本を中心に日本列島をすっぽりと覆うためだ。暖気は28日ごろまで居座ると予想されている。
 予報によると、京都府は25日が34度、26日が33~37度、27日が31~36度。5月の過去1位の暑さは1891年の34・9度だから、記録更新の可能性がある。滋賀県は27日にかけて32度前後まで上がりそうだ。
 熱中症は例年、梅雨入り前の5月頃から発生するが、今回のように急に真夏のような気温になる時は、熱中症リスクが高まるので特に気を付けたい。
 気温が急上昇した時に熱中症になりやすいのは、体が暑さに慣れておらず、うまく発汗できないからだ。日頃からウオーキングなどで汗をかく習慣を身に付けておくことが予防になる。
 汗は血液中の水分と塩分から作られるので、脱水状態や食事抜きのまま暑い環境の中に行くのは危険だ。かぜで発熱や下痢をしていたり、二日酔いをしている場合は脱水状態になっており、注意が要る。
 たくさん汗をかく活動では、水分をこまめに補給し、血液中の塩分濃度が低下しないよう塩分の補給も忘れないようにしたい。暑い環境での集団活動は、無理しないで短時間ですませるようにし、こまかく休憩を入れるなどの配慮も欠かせない。
 消防庁によると、昨年5~9月の熱中症による救急搬送者は9万5千人を超え、2008年の調査開始以降、最多となった。死者も160人を数えた。
 搬送された人の半数近くは高齢者だ。体温調節機能が低下しているのに室内などで暑さを我慢しがちなためで、周囲の人の声かけが大事になる。
 今年も既に1300人余りが搬送された。新潟県の小学校では気温が24度ほどでも児童26人が運動会の練習中に搬送されている。警戒を怠らないようにしたい。


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