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陸奥新報/2019/5/24 12:05
http://www.mutusinpou.co.jp/index.php?cat=2&「クルーズ船寄港」満足度高める取り組みを

「クルーズ船寄港」満足度高める取り組みを

 青森港に今年もクルーズ船が続々と入港している。4月24日に着いた2隻を皮切りに、11月までに過去最多となる国内外の27隻が入港予定。5月7日には世界的に有名な豪華客船「クイーン・エリザベス」も初寄港し、県民の前に「海の女王」とも呼ばれる優美な姿を現した。
 青森港に寄港するクルーズ船は2014年には20隻だったが、18年には26隻、今年は27隻と着実に数を増やしている。今年は「クイーン・エリザベス」をはじめとする7隻が初寄港で、青森港の知名度は徐々に高まっていると言える。限られた時間ではあるが、本県での滞在を満足度の高いものにできるよう、受け入れ態勢の整備に一層の工夫が必要だ。
 これまで課題とされてきたのが、入国に関する手続きに時間がかかり、観光客が県内を観光する時間が限られること。手続きを行うスペースが十分でないことから、船が港に到着しても実際に乗客が降りてくるまでには相当の時間を要していた。ただこの問題は今春、新中央埠頭(ふとう)に税関や出入国審査などができる施設「青森港国際クルーズターミナル」が完成したことで、入国に関する手続き時間が大幅に短縮され、改善されている。雨天や降雪など天候にかかわらず、観光案内や物産販売などができるホールも備えており、大いに活用してもらいたい。
 クルーズ船は大型客船になると乗客数が2000人以上ということも多く、一度に降り立つ人数を考えると経済効果は大きい。主にバスで移動するオプションツアーで弘前公園などを訪れる外国人観光客も多いと聞くし、個人であちこち散策して楽しむ人も。青森港は中心市街地に近く、船を下りて少し歩くだけで、観光地とはひと味違う地方都市の日常生活に触れることもできる。これも青森港の魅力の一つだろう。観光に使える時間が長くなった分、行き先などの選択肢は広がる。より多彩な楽しみ方を提示し、消費拡大につなげる取り組みが望まれる。
 本県は2018年の外国人宿泊客数が約29万人となり、過去最多を更新。今年7月には台湾のエバー航空が青森―台北線を開設予定で、青森空港発着の国際定期便はソウル線、中国天津線に加えて3路線となり、本県を訪れる外国人観光客が一層増えることが予想される。
 本県は地域ごと、季節ごとに違った魅力にあふれ、何度訪れても楽しんでもらえるはず。青森を旅先に選んでもらう情報発信の強化はもちろん、本県の魅力を体感できるコンテンツの開発や、分かりやすく使いやすい交通ネットワークの整備などやるべきことはまだまだある。
 何よりも土地の印象を良くするのは、やはり人だろう。街中で外国人客を見掛けることはもはや珍しいことではない。だからこそ観光関係者だけでなく、われわれ県民も温かな対応を心掛けたいし、そうした触れ合いを楽しみにしたい。


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