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陸奥新報/2019/5/15 10:05
http://www.mutusinpou.co.jp/index.php?cat=2&中濠観光舟「弘前公園の有力な観光資源」

中濠観光舟「弘前公園の有力な観光資源」

 弘前さくらまつりの会期中、中濠をゆっくりと進む「観光舟」は咲き誇る桜にマッチし、観光客にもなじみの風景となっている。その観光舟をめぐって新たな動きが出てきた。
 観光舟をめぐっては、観光資源発掘のため2016年の祭りで手こぎボートの営業が試験的に行われ、17年からは和船を使って事業が本格化。18年からは弘前城菊と紅葉まつりでも運行された。
 事業が定着しつつある今、船頭を安定的に確保しようと、弘前観光コンベンション協会は13日、地元での船頭養成をスタート。同日は参加者4人がベテラン船頭から船のこぎ方や心構えなどを教わったという。
 同協会はこれまで、県外の団体から船頭を派遣してもらって事業を進めてきたが、観光舟を運行する春と秋は他地域も繁忙期に当たっているため、自前で船頭を確保することを目指している。
 来年のさくらまつりまでに10人を育てることが目標で、今年の弘前ねぷたまつりでの運行も視野に入れているという。春と秋に続き、夏にも観光舟が運行されれば、知名度はさらに向上し、弘前公園の“顔”の一つともなろう。ねぷたは公園のそばで運行されるが、その時期の公園に足を運ぶ観光客は多いとは言えない。観光舟には園内への誘客に一役買ってほしいものである。
 冬季を除く長い期間にわたって安定的に運行するには当然、相応の船頭が必要となる。その人材を外部にばかり頼っていては、事業の継続が危ぶまれる。人気が出てきている今、人材の育成に着手したことはまさに時宜を得ており、成果に期待したい。
 弘前市には四季を通じて大きな祭りがあり、それぞれが多くの観光客を呼び込んでいる。春であれば桜、夏はねぷた、秋は紅葉などがメインとなることは承知しているが、より多くの人々を呼び込むには新たな仕掛けがなければならないだろう。その有力なコンテンツの一つが観光舟なのではないか。
 並び立つ木の一本一本にあふれんばかりの桜の花が咲き誇り、堀の水面に映る風景はそれ自体素晴らしいのだが、そこに観光舟がゆっくり進むとその美しさが増したようにも見える。風景のバリエーションが増えたとでも言えばより適切なのかもしれない。要するに見る人を飽きさせないのである。
 弘前公園内の楽しみ方や風景が多様性を増すことは、園内を知り尽くしたと思っている地元の人々にも新鮮な体験を与えることになる。遠方の人々に公園の魅力を発信するには、まず地元がその魅力を再確認することが必要だ。
 サービスの充実を目指す観光人力車などとともに、観光舟が園内の有力な観光資源として定着することを願いつつ、その発展を楽しみに見守りたい。


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