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八重山毎日/2019/4/17 10:05
http://www.y-mainichi.co.jp/news/35299/

紙幣刷新に政府思惑か/発表時期で政治利用懸念

 いま使っている1万円、5000円、1000円の3種類のお札(日本銀行券)のデザインが5年後に一新されることになった。併せて500円硬貨も新しくなる。9日の閣議後会見で麻生太郎財務相が明らかにした。
 ■会見に唐突感
 新元号発表の日が早くから知れ渡っていたのに比べるといささか唐突感を伴う会見だったが、列島フィーバーのわずか8日後の発表は、極秘裏にしかも用意周到に計画されていたことをうかがわせた。新デザインの人物はどうやって決まったのか、発表のタイミングはなぜ今だったのか。さまざまな言説が飛び交っている。
 まず1万円札の渋沢栄一。「日本資本主義の父」といわれる実業家だ。第一国立銀行(第一銀行、第一勧業銀行を経て現在みずほ銀行)や東京証券取引所を創設したり現在の日本の主だった企業の設立に尽力したとされる。その数500社というから驚く。
 現在の経済発展の基礎を築いた人物だが、一方で国家主導の資本主義を推し進めたといわれる。国策会社や軍需産業によって経済をけん引したとされる。それは安倍政権が思い描く経済政策や国家と経済界との関係に通じるという見方である。
 ■参院選意識も
 政治利用との見方もある。この夏に予定されている参議院選挙に向け「改元と併せて新しい時代の到来のイメージを醸成し、国民が高揚感を抱くなかで改憲を問う選挙にしたいのではないか」というのである。 
 5000円札の津田梅子は女性の社会進出への気遣い。北里柴三郎は野口英世に続く医学振興の象徴か。今回刷新の対象外となった2000円札は沖縄県以外ではほとんど流通していない紙幣。政府としてはいっそのことなかったことにしたい。かといって下手にデザインを変えれば沖縄への嫌がらせと言われかねない。できるだけ触れたくない「危険物」というわけだ。
 ところで、こうした新札発表の一方で「1万円札廃止論」というのが昨年秋ごろからささやかれているというから日本という国は不思議な国だ。理由はこうだ。10月の消費税率引き上げに向け政府を挙げて多種多様な経済政策を打ち出している。その一つがキャッシュレス化の推進である。
 ■支出管理が鍵
 3月26日付日本経済新聞「大機小機」は次のように述べる。「主婦や高齢者の多くは財布の中身を確認することで日々の支出額を簡単に管理できる現金を好む。こうした実態を理解し、スマホ決済サービスにも現金と同等の管理機能を付与できなければ、キャッシュレス化の推進は望むべくもない」 
 だから現金利用を不便にするために1万円札をなくそうというのである。政府が予算と時間とエネルギーをかけて発表した紙幣刷新。よもや5年内に1万円札が廃止されるとは考えにくいが、日常生活では確かに万札はやっかいなときがある。かつてはコンビニでも簡単に両替をしてもらえたのに防犯のためという名目で断られる。しかたないからペットボトルを買う羽目になる。   
 「紙幣刷新」と「1万円札廃止」。どこかでリンクしている気がしてならないのだが….。


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