main menu
サイト内検索
ログイン
ユーザ名:

パスワード:



パスワード紛失

新規登録
OpenIDログイン

OpenIDを入力

mixi Yahoo! JAPAN Google BIGLOBE はてな livedoor エキサイト docomo ID

ツッCOM

切り抜き詳細

陸奥新報/2019/4/13 12:05
http://www.mutusinpou.co.jp/index.php?cat=2&ブラックホール「宇宙の謎解明に期待」

ブラックホール「宇宙の謎解明に期待」

 人類はまた一歩、宇宙の謎解明に近づくことになるだろう。国立天文台などが参加する日米欧などの国際共同研究プロジェクトが、世界各地の電波望遠鏡による観測で、史上初めて撮影したブラックホールの姿を発表した。
 あらゆるものをのみ込み、謎に包まれているブラックホールは、アインシュタインが約100年前に提唱した一般相対性理論から予言されていた。
 プロジェクトに参加した本間希樹・国立天文台教授は「百聞は一見にしかず。100年かけて解こうとしてきたジグソーパズルの最後のピースが埋まった」と胸を張った。
 ブラックホールは、強烈な重力により光すら抜け出すことができず、そのものの観測はできなかった。SFファンならずとも、謎に包まれた“宇宙のロマン”に一度は興味を抱いただろうし、宇宙を題材とした小説や映画、マンガなどには何度も登場してきた。
 時にブラックホールに吸い込まれそうになったり、その原理を使った武器が登場したりと、謎の多さゆえ、どこか恐ろしいイメージもある。
 これまではブラックホールに物質が流れ込む際、周囲のガスなどが光り輝く様子を捉えた画像が、存在を間接的に証明してきた。
 今回のプロジェクトでは、2017年4月、世界8カ所の電波望遠鏡で、地球から約5500万光年離れた楕円(だえん)銀河M87の中心にある巨大ブラックホールなどを観測。地球から月面に置いたゴルフボールを識別できるほどの解像度で得られたデータの解析を進めた。
 約2年間の解析の結果、M87中心部で明るく光るガスのリングの中に、ブラックホールの姿が黒い穴のように写る画像が得られた。リングの大きさから、ブラックホールの質量は太陽の約65億倍と判明。黒い部分の中心に、ブラックホールの本体があるという。
 つまり公開された画像はブラックホールの輪郭、“影の部分”だ。光や電波を飲み込むブラックホール自体は撮影できないが、周囲のガスを、高温部分は赤く、低温部分を黒くした結果、ブラックホールの影が鮮明になった。
 一方、観測したガスなどのデータを詳細に解析することで、銀河の中心でガスや星を引き付け、銀河自体の成長を促すブラックホールの、つまり宇宙の進化の過程が分かるかもしれない。
 理論上の存在から、実在の証明へ。今回の偉業を端的に言い表せば、こうなるだろう。そして銀河の誕生と進化の解明の手掛かりをもたらした。
 世界の科学者が手を取り合い、最新技術を駆使して宇宙の謎に挑んだ、記念すべき一歩である。これを足掛かりに宇宙誕生の謎の解明へ、また一歩近づいたことは間違いない。


コメント一覧


 

 

©太陽と風と水, 2011/ info@3coco.org  本サイトについて