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福島民報/2019/3/12 10:05
http://www.minpo.jp/news/detail/2019031261084

ふたば未来学園/夢を託せる学校に

 県立ふたば未来学園中・高の新校舎が広野町に整備され、四月八日に併設型の中学校が開校する。高校も猪苗代町のサテライト校の生徒を迎えて新しい学びやに入り、本格的な中高一貫教育が始まる。「双葉郡教育復興ビジョン」の柱に位置付けられた学校であり、子どもたちはもちろん、地域住民が夢を託せる学校に育ててほしい。
 入学定員は中学校が六十人、高校が百六十人で、新年度は猪苗代町でバドミントンに取り組んできた中学生らの転入もあり、中学校は三学年合わせて八十一人でのスタートとなる。静岡県三島市のサテライト校は生徒が所属するサッカーのJFAアカデミー福島が帰還するまで存続させる見通しだ。
 ふたば未来学園中・高のうち、高校は二〇一五(平成二十七)年春、広野町の中学校の校舎を借りて誕生した。「変革者たれ」を建学の精神に掲げ、「自立」「協働」「創造」の大切さを教えている。英語、数学、国語を中心とした学力の向上に加え、社会的課題の解決などに向けて自ら学び、考え、実践する力を養う教育に力を入れる。
 当然、中学校でもこうした考え方や教育目標は踏襲される。二期生を送り出し、四月から中学校の校長を兼務する丹野純一校長はこれまでの四年間を振り返り、手応えを口にしながらも「まだ、力が弱い部分もある。中高一貫で子どもたちの資質や能力を育み、教育理念の実現を図りたい」と話している。
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から丸八年が経過し、被災地の状況は大きく変化した。市町村ごとの復旧・復興の進度差があらわになり、復興政策には手詰まり感も漂う。人口減と少子高齢化が先鋭化している自治体もある。今後も続く前例のない地域づくりに求められるのは、まさに、ふたば未来学園中・高が育成を目指している「変革者」だろう。
 双葉郡八町村教委の教育長らが二〇一三年にまとめた「双葉郡教育復興ビジョン」の前文にはこう書かれている。「復興を実現するためには八町村が連携し、長期的に人材を育成する必要がある。双葉郡の未来はまさに教育にかかっている」
 郡内では小中学校が相次いで再開しているが、五つの高校は休校中だ。地元での就学、進学、就職の流れを取り戻し、優秀な人材の定着を図るためには、ふたば未来学園中・高が双葉郡全体の学校であることを再確認し、官民挙げて教育活動を盛り立てていく必要がある。(早川正也)

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