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福島民報/2019/2/16 10:05
http://www.minpo.jp/news/detail/2019021660321

Jヴィレッジ活用/柔軟な対応が必要だ

 楢葉、広野両町にまたがるJヴィレッジは四月二十日に全面再開し、新たな最寄り駅となるJR常磐線Jヴィレッジ駅が開業する。鉄道の新駅は復興を象徴する施設の可能性を広げ、地元では交流人口の拡大などへの期待が膨らむ。いかに人を呼び込み、地域振興に結び付けるのか。Jヴィレッジの柔軟な利活用が必要だ。
 新駅はJヴィレッジの東側に位置し、センター棟までは徒歩で数分だ。現在、常磐線を使ってJヴィレッジを訪れる場合、最寄りの広野、木戸両駅からはバスやタクシーなどの車が欠かせない。新駅開業により、二次交通なしで訪れることが可能になる。東京電力福島第一原発事故の影響で不通になっている浪江-富岡駅間が復旧すれば、首都圏に加え、仙台圏からのアクセスも容易になる。
 ただ、新駅は開業日からゴールデンウイーク最終日の五月六日まで毎日営業するものの、その後はJヴィレッジでのイベント開催時に営業する方針で、JR東日本は「イベントの内容や規模を聞き取りながら営業日を決めたい」と話している。新駅効果を引き出せるかどうかはJヴィレッジの使い方にかかっているといえよう。
 Jヴィレッジによると、昨年七月の営業再開から十二月末までの利用者数は約十一万七千人、宿泊者数は約一万五千人となっている。震災前の年間の利用者数は約五十万人、宿泊者数は約四万人で、運営はまだ容易でない。サッカーなどスポーツ関係者・団体の週末利用が中心で、今後、いかに幅広い層に平日を含めて利用してもらうかが課題になっている。
 県、Jヴィレッジ、立地町などは現在、利活用策を検討しているが、関係法令でスポーツ以外の使用に制約がある全天候型練習場をコンサートや地域交流事業など規模の大きな一般イベントでも使えるようにすべきだ。また、各種料金設定も一律ではなく、公共性の強い事業などは減免し、代わりに収益目的の事業の場合は収益の一部がJヴィレッジ側に入るような仕組みをつくってはどうか。
 関係機関・団体のバックアップも欠かせまい。Jヴィレッジで完結できる事業だけを想定していては限界もある。県や周辺市町村で廃炉や福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想などに絡んだ国内外の大規模な会議や研修、視察などを誘致し、会場の一部にJヴィレッジを組み込むといった手法も検討すべきだろう。知恵の絞りどころだ。(早川正也)

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