main menu
サイト内検索
ログイン
ユーザ名:

パスワード:



パスワード紛失

新規登録
OpenIDログイン

OpenIDを入力

mixi Yahoo! JAPAN Google BIGLOBE はてな livedoor エキサイト docomo ID

ツッCOM

切り抜き詳細

北國新聞/2019/2/11 2:05
http://www.hokkoku.co.jp/_syasetu/syasetu.htm?金沢の眺望景観保全 極上の風景、再発見の契機に

金沢の眺望景観保全/極上の風景、再発見の契機に

 金沢市が今年秋の施行を目指す「眺望景観形成条例(仮称)」の骨子案がまとまった。市内15カ所の眺望点から広がる景観を守るため、一定のエリアを「形成区域」とし、建物の新築などに際して、市長への届け出が必要となる。眺望という観点から金沢の価値を再発見する試みであり、観光への活用もさることながら、市民の日常に溶け込んだ風景を見つめ直し、誇りをもって、ふるさとを磨く契機にしたい。
 金沢市では、こまちなみ、寺社風景、夜間景観、川筋景観など多様な観点から、市の歴史、文化的景観を守る条例を制定してきた。加えて、かつて作家の永井荷風が関西の都会にない東京の誇りは、富士山が見えることだと随筆に書いたように、極上の風景が見られるスポット一帯を地域の財産ととらえる視点は、「インスタ映え」の言葉が定着する現在、一段と重要度を増しているように思える。
 金沢市は、今回の新条例施行に伴い、眺望景観として▽山並みへの眺め▽見下ろしの眺め▽通りの眺め▽「見晴らし」の眺め―の4つに分け、浅野川大橋中央や兼六園眺望台、ひがし茶屋街広見側、卯辰山公園望湖台など15の眺望点をそれぞれの分類に当てはめた。これらのエリアは、市内中心部を軸に広範囲に及んでいる。
 条例に罰則は設けないものの、建物の新築や木の伐採、屋外照明の設置、広告物の表示などを行う場合、眺望点に近い区域では周辺環境との調和を、その外側に位置する区域では山並みや台地の稜線を遮らないよう、事業者などに配慮を求め、必要ならば、市が技術的・財政的に支援する。
 条例施行に際して、まずは市民に眺望点の存在を周知することが重要である。眺望保全の大切さを実感してもらう意味で「眺望点巡り」などのように、現場への散策を促すような市民参加の企画を打ち出したい。
 来月には卯辰山公園に、街並みから日本海まで一望できる「眺望の丘」が完成し、条例の15眺望点の中に組み込まれる。今後も市民の意見を募るなどして眺望の意外な穴場を整備し、眺望景観に厚みを加えることにも力を入れたい。


コメント一覧


 

 

©太陽と風と水, 2011/ info@3coco.org  本サイトについて