main menu
サイト内検索
ログイン
ユーザ名:

パスワード:



パスワード紛失

新規登録
OpenIDログイン

OpenIDを入力

mixi Yahoo! JAPAN Google BIGLOBE はてな livedoor エキサイト docomo ID

ツッCOM

切り抜き詳細

福島民報/2019/2/5 10:05
http://www.minpo.jp/news/detail/2019020559985

教育に新聞を/成果を共有し広げる

 教育に新聞を生かすNIE(Newspaper In Education)は、県内の実践校で成果を上げている。工夫次第で、子どもの学力、興味や関心は限りなく深まる。実践する教員の手法を共有し、取り組みの裾野を広げよう。
 県NIE推進協議会と県教委が一月二十四日、郡山市で開いたNIEシンポジウムで、小中学校の実践報告があった。白河市の五箇[ごか]中は社会科の定期テストで新聞から出題した。知事選や五輪ボランティアなどの幅広い分野の記事を示し、生徒自らの意見や関連する語句を問う。記者の出前授業、興味がある記事を選んでの発表活動なども進めた。担当教員は「社会の動きに対する生徒の関心が高まった」と手応えを話す。
 郡山市の安積二小は図書室に新聞コーナーを設けた。報道写真を切り貼りした立体的な作品制作、見出しを組み合わせた川柳作りなどができる環境を整えた。図書室を訪れる児童が飛躍的に増え、本の貸し出しも伸びた。
 新聞を読むことで読解力や情報活用力などが養われ、学力が伸びることを示すデータはいくつかある。日本新聞協会は二〇一六(平成二十八)年度に行われた全国学力テストの成績とNIEの関係を調べた。朝の時間などに新聞に触れる「NIEタイム」を導入した全国の小学校十校の平均正答率は、国語A・B、算数A・Bで全国平均を5・9~6・4ポイント上回った。
 二〇二〇年度から順次、実施される新学習指導要領は、小中高全ての「総則」に新聞の活用が初めて明記された。国語や社会に限らず、あらゆる教科にわたって生かすように求めている。
 NIEに注目しながらも、「時間に余裕がない」「方法が分からない」とためらう教員は多い。教育現場の働き方改革が問われる中、「負担が大きい」と敬遠するケースもある。日本新聞協会NIEコーディネーターの関口修司氏は小学校長時代の経験を踏まえ、「NIEはひと手間かける仕事だが、子どもが学習、生活両面で成長するため、ふた手間ぐらい仕事が楽になる」と呼び掛ける。
 日本新聞協会は千件以上の授業例をデータベース化し、ホームページで公開している。福島民報社も教員や保護者向けの研修、記者の出前授業、通常より安い教材用価格での紙面提供などを受け付ける。知識を得るだけでなく、どう活用するかが一層、求められる時代だ。子どもに関わる多くの人にNIEの扉を開いてほしい。(渡部育夫)

コメント一覧


 

 

©太陽と風と水, 2011/ info@3coco.org  本サイトについて