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福島民報/2019/2/1 10:05
http://www.minpo.jp/news/detail/2019020159850

県都の「三湯物語」/誘客へ定期化目指そう

 福島市のJR福島駅と飯坂、土湯、高湯の三温泉を結ぶバスと電車のフリー乗車券「ふくしま三湯[さんとう]物語」が二月十六日から三月十七日まで期間限定で販売される。福島市が福島交通、各温泉観光協会などと連携し、冬の誘客の社会実験として取り組む。観光客だけでなく市民も利用し、にぎわいづくりにつなげよう。
 飯坂温泉までは飯坂線の電車に乗る。土湯、高湯の両温泉には路線バスを利用する。飯坂と高湯、高湯と土湯の間は期間中、試験的にバスを走らせる。各温泉間を直接、連絡する公共交通はこれまで、なかった。
 市によると、二〇一七(平成二十九)年の三温泉合わせた観光客数の一カ月平均は約十一万人だが、二、三月はともに約十万人だった。冬は例年、平均より10~15%ほど減る傾向があるという。土湯と高湯は山間部に位置し、積雪が多い。観光客の減少は自家用車での利用を控えるのが理由とみられる。市の担当者は「冬道を心配せずに、フリー乗車券で温泉巡りを楽しんでもらいたい」と話す。
 料金は一日券が二千円、二日券が二千五百円で、対象路線内は何度でも乗降できる。通常の運賃なら福島駅東口から土湯温泉まで往復千六百八十円かかる。入浴券も一枚千三百円で同時に売り出す。協賛する旅館か公衆浴場で三温泉一回ずつ、湯船に漬かれる。それぞれ飯坂は二十二カ所、土湯は七カ所、高湯は二カ所ある。飯坂はアルカリ性単純温泉、土湯は単純硫黄泉や炭酸水素塩泉など、高湯は硫黄泉だ。泉質の違う温泉を一日で、お得に楽しむのが可能となる。乗車券、入浴券は福島交通窓口、各温泉観光協会、協賛旅館で取り扱う。入浴券のみの購入はできない。
 利用状況を踏まえ、市は定期的な運行の可能性を探る。今後の売り込みが大切になる。一万枚のチラシを作り、旅館や市の出先機関などに置く。チラシにはバスの時刻表が載る。さまざまな方法で時刻表や特典を広く知らせるべきだ。定期運行も多様な形がある。毎日でなくてもいい。春や秋の観光シーズン、週末と祝日などが考えられる。
 市内を訪れた観光客は二〇〇五年以降、東日本大震災が起きた二〇一一年を除いて、六百万人台を維持している。定期運行が実現すれば、市全体の観光客の入り込み数の底上げに結び付く。外国人旅行者を呼び込む材料にもなる。市観光コンベンション協会は「誘客の新たな取り組みとして、高く評価したい」と期待する。一カ月間の利用者数が鍵を握る。(川原田秀樹)

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