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福島民報/2019/1/12 10:05
http://www.minpo.jp/news/detail/2019011259185

いわき市健康元年/市民の意識を高めよう

 いわき市は、二〇一九年を「健康元年」と位置付けた。市民がいきいきと暮らせるように、健康づくりを支援する環境を整える。健康は一人一人の生活の基本であり、市民が元気に暮らすことは「いわき」全体の活性化につながる。掛け声だけで終わらないよう、市民みんなで健康づくりに取り組んでほしい。
 いわきと聞けば、青い空と海が連想される。健康的な印象を持つが、健康指標は芳しくない。六十五歳から健康に過ごせる期間を算出した、県の二〇一六(平成二十八)年「お達者度」は男性一六・二〇年、女性一九・一八年だった。統計対象となった二十七市町村で最も短い。同じ年の保健統計に見る死亡原因では、心臓病と脳疾患の占める割合が全国平均より、それぞれ約3ポイント高い。生活習慣病が深く関わるとされる。
 小学五年生と中学二年生の二〇一八年度全国体力テストの結果を見ると、相双を含めた浜通りは、全国平均を下回る。県教育庁健康教育課は「東日本大震災と東京電力福島第一原発事故による運動制限の影響が残る」と分析する。
 清水敏男市長は昨春から、ことある度に「二〇一九年を健康元年に」と訴え続けてきた。既に、いわきFCパークで、メタボリック症候群解消のためのモデル事業が始まった。いわきFCを運営するいわきスポーツクラブが、運動と睡眠、栄養を組み合わせて指導する。参加者の健康管理にとどまらず、体脂肪や骨格筋力などのデータを蓄積し、より効果的なプログラム作りを見据える。
 今年九月には、ラグビーワールドカップに出場するサモアの事前合宿が、いわきグリーンフィールドなどである。間近でトップ選手を見ることができる上に、市民との交流会も予定されている。ビッグイベントは来年の東京五輪・パラリンピックへと続く。貴重な二年間を「見る」スポーツだけでなく「する」スポーツの普及につなげて、健康増進を図るべきだ。
 市はスポーツ振興を含め、新しい事業の実施に向けて検討を重ねている。生活習慣病予防に取り組む団体や会社の支援、受動喫煙を防ぐ活動、学校や地域での食育など、いくつかの項目が挙がる。知恵を絞って、効果の高い具体策を打ち出してほしい。
 健康長寿に向けては、これまでも多くの事業が展開された。事の成否は、どれだけ多くの人が取り組むかどうかにかかっている。市には健康づくりの必要性を広める努力を求める。市民には積極的な参加を望む。(鈴木俊哉)

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