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福島民友/2019/1/12 10:05
http://www.minyu-net.com/shasetsu/shasetsu/FM20190112-341515.php

保育施設の事故/再発防止へ安全の質高めよ

 親が子を安心して預けることができるよう安全の「質」を高め、二度と悲劇が起こらないようにしなければならない。
 福島市にある認可外保育施設で昼寝中の1歳男児がうつぶせの状態で発見され、死亡した問題を受け、認可外保育施設を所管する県と中核市の福島、郡山、いわきの3市は3月末までに、全ての認可外保育施設を対象とした緊急点検を実施する。集中的な点検を通じて再発防止を目指す。
 認可外保育施設は、児童福祉法に基づく認可は受けていないが、行政の指導を受けて運営されている。子どもの預かり時間などは施設ごとに多様性があり、行政などが設置している認可保育所の機能を補う、地域の「保育の受け皿」として利用されている。
 点検の対象となるのは、企業内の保育施設などを含めると計162施設(県52、福島市36、郡山市51、いわき市23)に上る。県と中核市には、今春の新入所シーズンを前に全ての施設の安全点検を終了させ、子どもを預ける保護者の不安を解消することができるよう万全を尽くしてもらいたい。
 内閣府の調べでは、2015~17年の3年間に全国の保育施設で発生した死亡事故は35件で、このうち全体の7割にあたる25件が昼寝などの「睡眠中」に発生している。25件のうち11件は「うつぶせ寝」の状態だった。事故防止対策を議論した政府の有識者会議は、子どもたちが寝ている時の安全に十分配慮するよう提言している。
 今回の点検では、抜き打ちの立ち入りで、寝返りが自由にできない0~2歳児がうつぶせ寝になっていないか、施設の職員が定期的に子どもの睡眠状況を把握する体制ができているかどうかなどをチェックする。点検で不備が確認された場合には、その場で注意するだけではなく、実際に改善が認められるまで施設への指導を続けることで安全を確保すべきだ。
 県によると、定期的な監査を除き、事故防止などの特定の理由で全県的な点検を行うのは初の試みという。県は、立ち入り点検の際に、市町村で認可保育所の指導を担当している職員に同行してもらい、安全確認の方法などの共有を図る仕組みも検討している。
 今回の点検を契機に、認可保育所、認可外施設を問わず保育環境を向上させていくことが重要だ。保育士の人手が不足している現状を踏まえれば、センサーで子どもの呼吸や心拍数を感知できる機器の導入を行政が支援するなどして、効果的な事故防止対策につなげていくことも欠かせない。


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