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北國新聞/2019/1/12 2:05
http://www.hokkoku.co.jp/_syasetu/syasetu.htm?金沢のタクシー市場 利用者の視点で創意工夫を

金沢のタクシー市場/利用者の視点で創意工夫を

 金沢市と周辺5市町で構成される金沢交通圏で、タクシー事業の参入や台数の規制が緩和されることになった。国土交通省はタクシー事業者に減車も強制できる「特定地域」として金沢交通圏を指定してきたが、4月から指定を解除する。
 金沢交通圏は指定解除後に規制が今より緩やかな「準特定地域」に移る。これによって事業者は認可を受ければ増車できる。新規参入も許可によって可能になる。
 タクシー事業者は地域の交通を便利にする役割を担っている。指定解除を前向きに捉えた事業を展開して、地域に貢献してほしい。
 業界では市場縮小の懸念が出ている。それでも、車を運転できない高齢者が増える実情を捉えて、利用者の視点で創意工夫の努力を重ねていけば、潜在需要を掘り起こせないだろうか。
 金沢交通圏は事業者や自治体などの同意を経て2015年8月に特定地域に指定された。供給過剰で過当競争の状態にあると国が判断したためである。その後は北陸新幹線の開業効果が広がり、17年には業界が55台の減車に取り組んだこともあって、過当な競争状態は改善に向かったという。
 タクシー事業者の過当競争が乗務員の労働環境を悪化させれば、安全確保が危うくなりかねない。国が特別措置法に基づいて台数や参入の規制に乗り出すのは、やむを得ない面もある。ただし、それもあくまで利用者の安全を守るための暫定的な措置であると認識する必要がある。
 官による需給調整をいつまでも続けていれば、事業者の営業努力が抑制され、利用者離れが進む懸念も生じる。安全を大前提にした健全な競争によって市場の拡大が進むことを期待したい。
 指定解除後も運賃には一定の幅が設定されており、事業者の自由度には限りがある。とはいえ、工夫の余地は少なくないだろう。
 料金の支払いではチケットを全社共通で使えるようにすれば、使い勝手が向上するのではないか。大都市のように電子マネー決済で利便性を高める必要もあるだろう。自動運転の実用化が進むことを見据えて、新たな需要を開拓する積極姿勢も求められている。


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