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山陽新聞/2019/1/11 8:05
http://www.sanyonews.jp/article/850989/1/?rct=shasetsu

新元号4月公表/混乱回避へ万全の準備を

 5月1日に皇太子さまが新天皇に即位されるのに伴う新しい元号が、4月1日に発表されることが決まった。改元に向けたコンピューターの情報システム改修などさまざまな準備作業を考えれば、十分な余裕があるわけではない。最低限の時間が何とか確保された格好と言えよう。
 皇位継承前に新元号が明らかにされるのは憲政史上初めてとなる。4月1日に改元政令を閣議決定して今の天皇陛下が速やかに公布し、5月1日の新天皇即位と同時に改元するスケジュールとなる。
 政府が天皇の退位日を4月30日と決めたのは2017年の12月である。元号の公表日決定までに1年以上を要したのは、保守系団体やその支持を受ける自民党議員から事前の公表に対する強い異論が噴き出したためだ。
 保守派は、事前に公表した場合、今の天皇が新しい元号の政令を公布することになるため、天皇と元号は「一体不可分」とする伝統が崩れかねないと主張した。短い期間とはいえ、二つの元号が併存しているような印象が社会に広がれば「一世一元」の原則に反しかねないことも懸念したようだ。
 安倍晋三首相の支持層でもある保守層への配慮からか調整は難航したが、国民生活への影響を最小限に抑える必要があるという観点から、1カ月前の公表で決着した。
 17年6月に成立した天皇退位の特例法の付帯決議にも、国民生活に支障が生じることがないようにすることが盛り込まれている。事前公表は妥当な判断と言えよう。
 改元に向けては、官公庁や企業、金融機関などが1カ月の間に情報システムの改修などに取り組まねばならない。本来なら、もっと長い準備期間を確保すべきだったという指摘も多いが、決まった以上は官民を挙げて準備に万全を尽くし、トラブルが起きないように努めてほしい。
 代替わりに際しては、新天皇即位日の5月1日が今年限りの祝日となり、祝日に挟まれた日は休日となる規定によって4月27日から5月6日まで10連休となる。過去に例のない長い連休だけに、国民生活への影響が懸念される。
 日本医師会は、医療機関が長期間休業することで、救急外来に患者が押し寄せかねないとの見方を示している。急を要する患者に対応できないような事態が起きぬよう、連休中も対応可能な態勢づくりが求められよう。仕事を休めない親が子どもを預ける保育施設の確保も課題となる。
 政府の関係省庁連絡会議は、国民生活に支障が出る事態を避けるために府省庁ごとに考えられる課題を整理し、来月に取りまとめる。
 退位による代替わりは江戸時代の光格天皇以来、約200年ぶりとなる。歴史の大きな節目を国民を挙げた祝福ムードの中で迎えるためにも、政府は混乱防止に全力を尽くしてもらいたい。


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