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桐生タイムス/2019/1/8 16:05
http://kiryutimes.co.jp/editorial/15424/

インフルエンザの季節

 二十四節気という一年のめぐりは立春に始まる。暦の上ではそれまでが冬。とりわけ1月上旬の寒の入りから20日の大寒をはさんで2月3日の節分までが一年で最も寒い時期に当たる。
 冬型の気圧配置が強まり、シベリアからの冷たく乾いた空気の塊が日本の上空を覆うと、地表の空気も乾燥する。赤城山南麓では、湿度が30%を下回るほど乾ききった日も増え、暮らしへの影響も無視できなくなる。
 火災が発生しやすくなるのはその一つ。さらにインフルエンザの流行も、この時期の大きな懸念材料だ。学校が始業し、子どもたちの集団生活も始まった。流行の条件はそろった。
 毎週月曜、本紙の12面に掲載される「はやってる病気は?」のコーナーは、桐生みどり地域の感染症状況を把握する上で指標になる。桐生市医師会の3人の医師が当番で状況を分析し、注意点を紹介している。県内の定点医療機関で報告のあった感染症患者数を紹介する「感染症サーベイランス」と合わせて読めば、注意すべき感染症の動向がしっかりと確認できる。
 このコーナーが本紙に登場したのは平成8年、1996年のこと。それまで続いていた「おだいじに」のコーナーを引き継ぎ、数値に基づいた感染症情報をスタートさせた格好だ。
 以来20年を超える連載期間の中で、観察対象となる疾病は16から22にまで増えた。一方、介護保険という国の高齢者福祉施策も始まり、子どもたちだけでなく、お年寄りもまた集団で生活する機会が格段に増えた。
 働き盛りの成人に比べ、子どもや高齢者は体力が劣る分、感染症で重症化する可能性は高まる。「七草なずな、唐土の鳥が…」と、七草がゆをつくる際に口ずさむ歌からは、自由に空を行く鳥たちが何かをもたらすのだと、そんな意味が読み取れる。今は人も物も、国の境を越えて移動する機会が着実に増している。思いがけず運ぶものも増えると、考える方が自然だ。
 19、20日の大学入試センター試験をはじめ、高校や大学の入試も続く。受験生にとっては勝負の時期。県の感染症発生動向によれば、インフルエンザ報告数は昨年末、利根沼田、渋川、伊勢崎の各地区で定点当たり10人を超えた。桐生みどり地区の報告も今後増えるだろう。
 手洗い・うがいの徹底、マスクの着用、規則正しい生活と、対策をしっかり実践したい。


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