main menu
サイト内検索
ログイン
ユーザ名:

パスワード:



パスワード紛失

新規登録
OpenIDログイン

OpenIDを入力

mixi Yahoo! JAPAN Google BIGLOBE はてな livedoor エキサイト docomo ID

ツッCOM

切り抜き詳細

桐生タイムス/2018/12/18 16:05
http://kiryutimes.co.jp/editorial/15377/

身近にひそむ事故の芽

 札幌市内の繁華街でスプレー缶が原因とみられる爆発事故が起きた。大破した居酒屋と不動産仲介会社の建物が爆発のすさまじさを物語る。死者が出なかったのは不幸中の幸いだ。
 不動産仲介会社の従業員の証言によれば、消臭剤のスプレー缶100本以上を廃棄しようと屋内でガスを抜く作業をし、その後、給湯器を使おうとしたところ爆発したのだという。
 消臭剤に限らずヘアスプレーや芳香剤、殺虫剤、塗料といった身の回りのスプレー缶には、LPG(液化石油ガス)やDME(ジメチルエーテル)など、可燃性の液化ガスを含むものが多い。手元にある殺虫剤の缶を見ても、両方の記載がある。
 今回の事件では、屋内でガス抜き作業をしていたこと自体に驚くのだが、事故には決まってこのくらいならといった「油断」や、いつもしているからといった「慣れ」がつきまとう。
 桐生みどり地域でも時折、スプレー缶やカセットボンベが原因とみられるごみ収集車の火災が発生している。これらの処理方法について、自分は理解しているだろうかと、見つめ直すにはいい機会かもしれない。
 桐生市のごみ収集カレンダーには、スプレー缶やカセットボンベを廃棄する際の注意事項が示されている。缶を振ったときにシャカシャカ音がするのは、中身が残っている証拠。この音がなくなるまで中身を使い切ることが基本だ。完全に出し切る方法が缶に表示されている場合も多い。カセットボンベならば、カセットこんろで煮炊きをしてしまうのが一番効率的。
 ガスを抜いたら、風通しのよい屋外で風上を背にして缶に穴を開ける。その際、火気は厳禁。喫煙にも注意が必要だろう。ホームセンターや金物店で販売している市販の穴開け器具を使うと、より安全だという。みどり市の場合も、全部使い切ってから穴を開ける工程は同じだ。
 ただ、穴を開けるかどうかは自治体によって指示が異なる。太田市ではスプレー缶には穴を開けるが、カセットボンベには穴を開けないよう呼び掛けている。いずれにしても、穴開けは中身を抜いてからの作業だ。
 スプレー缶などは身近な道具なので、可燃性ガスを扱っているという意識は薄くなりがち。製品の注意書きや処分の手順、ルールなど、知っていれば避けられる事故でもあるだけに、油断を捉え直す機会にしたい。


コメント一覧


 

 

©太陽と風と水, 2011/ info@3coco.org  本サイトについて