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デーリー東北/2018/11/27 0:05
http://www.daily-tohoku.co.jp/jihyo/jihyo.html?むつ病院の医師送迎/下北の医師確保へ全力を(11月27日)

むつ病院の医師送迎/下北の医師確保へ全力を

 常勤医が20人不足し、不在の診療科も9科に及ぶ下北医療センターむつ総合病院が今月、診療応援医師の派遣を受ける弘前大医学部との間で、専用車両を使った医師送迎の実証運行を実施している。本格運行は2019年度に開始予定。より多くの医師確保につながっていくのか、事業の行方が注目される。
 むつ下北圏域では医師不足が慢性化している。中でも、むつ病院は圏域の中核病院でありながら、ここ数年で眼科や皮膚科、脳神経外科の常勤医が不在となった。常勤医不足の内科は外来患者の待ち時間が4時間を超えるなど利用者が負担を強いられ、医師不足は病院の赤字経営の一因ともなっている。高度医療機関まで遠い地理的不利がありながら、救命救急医療体制も不十分だ。
 現状の医師不足を補っているのは、3次医療を担う病院などからの診療応援医師。17年度は延べ1938人が駆け付け、約7割を弘前大医学部が占める。ただ、むつ病院からの距離は約150キロ。車での移動時間は春~秋で片道3時間、冬は天候次第でさらに拡大し、鉄路も運休することがある。下北で待つ患者はもちろん、遠隔地に通う医師にとっても負担が大きい。
 圏域の中心市・むつ市は近年、大学医学部を志望する地元高校生を対象に、学力向上を目的とした独自の講習会開催、手厚い奨学金制度などで人材育成・確保策を進めるが、結果が現れるのはまだまだ先だ。
 応援医師の送迎は3次医療機関から離れた医療機関として、課題克服へ即効性を期待した取り組み。医師の長い移動時間を快適に過ごしてもらい、これまで以上に多くの派遣を受けたい考えだ。実証運行は民間車両を借り上げ、今月中の平日、希望医師を対象に1日2往復を実施中。成果を踏まえて制度設計した上で、19年度の本格運行に生かす方針という。
 加えて、むつ病院は19年度、ヘリコプターでの応援医師搬送実証運航を計画中だ。離島が多い長崎県で実用化されている方法で、実現すれば移動時間短縮はもちろん、多くの診療時間確保にもつながる。機材確保や維持経費などの面でハードルは低くないが、圏域の医療環境が飛躍的に向上する可能性を秘めているのは間違いない。
 いずれにしても、応援医師が増えれば、むつ病院から圏域の他医療機関への医師派遣も進むだろう。圏域の住民の命を守るためにも、関係者は医師確保へ全力を挙げてほしい。


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