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切り抜き詳細

富山新聞/2018/11/9 4:05
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_syasetu/syasetu.htm?黒部ルート商品化 魅力伝える多様な企画を

黒部ルート商品化/魅力伝える多様な企画を

 富山県と関西電力が合意した黒部ルートの旅行商品化で、観光・交通団体の関係者らを交えた意見交換会が開かれた。県側からは黒部ルートを利用した観光のモデルコースが紹介され、今後、実務者で具体的な検討を行う場を設ける方針が示された。
 黒部ルートは2024年6月から、現行の公募見学会を旅行商品化する形で一般開放される。年間の受け入れ人数は最大1万人で、県が委託する旅行会社が商品を企画して売り出す。
 県が提示したモデルコースは、室堂と宇奈月温泉に宿泊する2泊3日の行程となっている。立山黒部アルペンルートと黒部ルート、黒部峡谷鉄道を利用して一帯を周遊する一般的なコースと言えるが、商品化にあたっては、雄大な自然と電源開発や砂防の歴史を余すところなく伝える多様な企画を期待したい。
 黒部ルートの旅行商品化で留意したいのは、単に観光客を増やすのではなく、世界ブランド化に向けて立山黒部の価値を高めるのが目的ということである。年間の受け入れ枠1万人は、100万人近いアルペンルートの入り込み数の1%に過ぎず、直接的な経済効果は限定的と言わざるを得ない。
 先の意見交換会で、石井隆一知事は「1%でもプレミアム感で全体のグレードが上がり、世界ブランド化の大きな起爆剤にしたい」と述べた。目先の観光誘客より、立山黒部全体のブランド価値を底上げする効果に期待感を示した発言と言えよう。
 黒部ルートの魅力は、他の観光施設では味わえない唯一無二の体験ができることにある。延長18キロに及ぶ地下空間を竪坑エレベーターやバッテリートロッコ列車、地下ケーブルカーなどを乗り継ぎ、掘削時には岩盤温度が160度を超え、爆薬が自然発火したという「高熱隧道(ずいどう)」も通り抜ける。こうした他に類を見ない希少価値と、厳しい自然に挑んだ先人の物語をアピールすることが大事だろう。
 旅行商品化に向けては、関電が実施する安全対策工事のほか、受け入れ態勢の整備など課題は山積している。県や関電、関係団体が連携し、着実に準備を進めてもらいたい。


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