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福島民報/2018/10/11 10:05
http://www.minpo.jp/news/detail/2018101156242

ふくしま植樹祭/本県の姿を広めよ

 六月の第六十九回全国植樹祭の理念を引き継ぐ「第一回ふくしま植樹祭」は十一月四日、南相馬市鹿島区北海老地内で開かれる。「育てよう 希望の森を いのちの森を」をテーマにした全国植樹祭は、復興に向けて力強く歩む本県の姿と、支援への感謝の気持ちを全国に発信した。後継行事に位置付けられた県独自の植樹祭を確立し、本県が前に進む姿を全国に知らせ続けるべきだ。
 ふくしま植樹祭は「未来へつなぐ希望の森林[もり]づくり」を提唱する。植樹活動の継続は東日本大震災の教訓や経験を後世に伝える場としての役割を担う。全国植樹祭のメイン会場として約八千人が集った南相馬市で一回目を催し、来年以降は県内各地で開催する方針だ。県全体の森林再生の加速につなげる。
 当日は、全国から約三千人の参加者を募る。歌舞伎俳優の市川海老蔵さんや「ミス日本みどりの女神」が訪れる。海岸側の土地約一・五ヘクタールにクロマツ約一万五千本、盛り土した土地約〇・四ヘクタールに広葉樹一万八千本程度を植える。会場には、海岸林の復興状況に関する展示、地元農林水産物や県産品の物販、木工やまき割りの体験、飲食などの各種コーナーを設け、交流の場にもする。
 一回目は、震災後に南相馬市が実施してきた「南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」と共同開催する。同市では震災による直接死で六百三十六人が犠牲になった(市まとめ)。犠牲者への追悼の思いを込めて「鎮魂の森」を築き、津波による人的被害が出ないように沿岸部で植栽を繰り広げてきた。二〇一三(平成二十五)年から五回を数えた昨年までに、大分、香川など十三都県を含む県内外から延べ約九千九百人が参加し、約八万八千本を植えた。
 全国植樹祭は、第二次世界大戦からの復興と森を取り戻すために一九五〇(昭和二十五)年に始まった。一九七〇年に猪苗代町で開催された際は「後継者の森」がテーマだった。本県は、二〇〇五年に「森林文化のくに・ふくしま県民憲章」を制定した。二〇〇六年からは森林環境税を導入し、県民一人一人が緑あふれる県土づくりに努めてきた。その成果が四十八年ぶりの全国植樹祭で大きく実った。
 震災と原発事故で疲弊した本県の森を育て、次世代につなぐことは今を生きる県民の使命でもある。二十日の申し込み締め切りまで残り十日となった。復興に向かう福島の姿を会場に来て、見て、実感してほしい。(関根英樹)

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