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南日本新聞/2018/10/11 8:05
http://373news.com//_column/syasetu.php?storyid=97059

飼育員死亡/原因究明し再発防止を

 トラのおりの中でいったい何が起きたのか。痛ましい事故が残念でならない。  鹿児島市平川町の平川動物公園で男性飼育員がホワイトタイガーに襲われ、亡くなった。1972年の開園以来、死亡事故が起きたのは初めてである。  多くの動物を扱う飼育員は動物園を支える中核であり、事故が与えた衝撃は大きい。  鹿児島南署と鹿児島労働基準監督署が事故の原因や当時の状況などを調べている。原因を徹底究明し、再発防止につなげなければならない。  平川動物公園によると、飼育員はトラの屋外展示場で首にけがをして倒れているのが見つかった。夕方の閉園時で、1人で清掃作業をしていたとみられる。  同園の作業マニュアルは、飼育員が餌やりや展示場を清掃する際、猛獣と同じ空間に入らない「間接飼育」を定めている。  展示場と寝室の間にある1段高くなった通路から二つの扉を引き上げ、トラがトンネルを通り寝室に入ったことを確認してから施錠する。一連の作業は1人で行うという。  マニュアル通り行っていれば、トラと人間が鉢合わせせず事故は起きないはずである。  しかし今回、飼育員とトラは同じ展示場で見つかっている。襲ったトラの寝室の扉に異常はなく、鍵がかかった状態になっていた。トラの居場所の確認が不十分なまま、展示場で鉢合わせになった可能性がある。  ホワイトタイガーはベンガルトラの白変種。平川動物公園は2011年に飼育を始め、現在は4頭いる。飼育員を襲ったのはこのうちの1頭で、5歳の雄。ほかの3頭は寝室にいたという。  事故が起きた8日は、野生状態に近づけるために餌を制限する週1回の「絶食日」だったが、同園は事故との関連は分からないとしている。  飼育員は16年4月、妻の地元である鹿児島で働くために熊本県の動物園から転職。熊本ではクマなどの飼育員を務め、平川動物公園ではホワイトタイガーやオオカミなどを任されていた。猛獣飼育のベテランといっていい。  ホワイトタイガーを1頭飼育している大牟田市動物園(福岡県)では、飼育員2人態勢で管理しているという。  平川動物公園はこれまで1人で管理し事故は起きていなかったが、今回の事故を教訓に複数態勢で管理するなど、マニュアルの見直しを検討する。二度と悲惨な事故を起こしてはならない。


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