main menu
サイト内検索
ログイン
ユーザ名:

パスワード:



パスワード紛失

新規登録
OpenIDログイン

OpenIDを入力

mixi Yahoo! JAPAN Google BIGLOBE はてな livedoor エキサイト docomo ID

ツッCOM

切り抜き詳細

愛媛新聞/2018/10/11 8:05
https://www.ehime-np.co.jp/article/news201810110017

東京五輪経費/全体像を示し国民の理解求めよ

 ポンペオ米国務長官が北朝鮮を訪問、金正恩朝鮮労働党委員長と会談して、トランプ大統領と金正恩氏の首脳再会談をなるべく早い時期に開催することで一致した。具体的な日程の合意はなく実務交渉団で今後協議するとし、北朝鮮は核実験場廃棄を証明するため査察官を受け入れる考えを示した。
 首脳会談では必ず成果を出さなければならない。開催ありきで米朝首脳が良好な関係をアピールするだけでは、会談に意味がないばかりか、結果的に完全な非核化の先延ばしにつながってしまう。北朝鮮が具体的な行動に着手するまでは首脳会談にこだわる必要はなく、再開された米朝交渉を実務者レベルで丁寧に積み重ねたい。
 ポンペオ氏の北朝鮮訪問は7月以来、3カ月ぶりだった。前回は、北朝鮮から「一方的で、強盗のような非核化要求」を行ったと非難され、手ぶらで帰国した。金正恩氏とも会えなかったことを考えると、今回は一歩前進したと言える。しかし、ポンペオ氏は、首脳再会談が実現すれば、非核化の「実質的な進展」を見いだせると発言した。裏返せば、まだ実質的な進展がないことを認めたのと同然だ。
 北朝鮮が前向きな姿勢を示した、核実験場の廃棄措置検証の早急な実施が求められる。包括的核実験禁止条約(CTBT)機構準備委員会が、検証に必要な技術や装備があるとして要員派遣に意欲を表明している。実施主体の決定が急がれるとともに、北朝鮮側は核施設のリストを提出し、核の保有状況を透明化する必要がある。
 中間選挙を控えるトランプ氏が、米朝交渉を都合よく利用するのは許されない。最近、金正恩氏を持ち上げる言動が目立ってきた。交渉が進んでいるというムードの演出が目的化する事態を危惧する。両首脳の個人的な友好関係で非核化が実現できると考えているのなら、認識が甘いと言わざるを得ない。
 米国は明確な戦略を構築することが重要だ。そもそもポンペオ氏は非核化実現の目標を2021年としていたが、トランプ氏が期限にこだわらない考えを示すと、ポンペオ氏も発言を後退させた。協議項目と実現時期を明記した行程表は不可欠だ。
 米中の「貿易戦争」による悪影響が鮮明になってきた。ポンペオ氏は訪朝後、北京で王毅国務委員兼外相と会談し、中国の通商政策や内政干渉を念頭に懸念を表明。王氏は「誤った言動をやめるよう要求する」と応酬し、北朝鮮対応を巡る協力には「健全で安定した両国関係」が前提になるとけん制した。両国の関係悪化が、非核化進展の障害となるのは間違いない。
 北朝鮮は中国、ロシアと関係を深めて米国に対抗しようとしている。米国は自国第一主義により国際社会で孤立することの愚かさに気付くことが肝要だ。日本は韓国とともに米国に自制を求め、協調して北東アジアの平和、安定につなげたい。


コメント一覧


 

 

©太陽と風と水, 2011/ info@3coco.org  本サイトについて