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紀伊民報/2018/10/9 16:05
http://www.agara.co.jp/column/ron/?i=359440&p=more

田辺・弁慶映画祭/あなたも参加しませんか

 12回目を迎える「田辺・弁慶映画祭」が11月9〜11日の3日間、田辺市で開催される。今年はコンペティション作品や招待作品など19作品を上映する。
 コンペ部門は新人監督による未公開作品が対象。今年は165作品の応募があり過去最多となった。実行委員長の中田食品社長、中田吉昭さんは「新人監督の登竜門として、映画界での期待が高まっているのを感じる」という。
 開催当初は知名度が低く、存続が危ぶまれる状態が続いた。最初の4年間は、コンペ部門への応募数が10〜21作品。入場者数が大きく落ち込んだ時期もあった。
 しかし、2012年から入選作品がテアトル新宿で上映されるようになったこと、今年の招待作品「モリのいる場所」の沖田修一監督など映画祭出身者が第一線で活躍するようになったこともあり、応募数が急増。全国から映画ファンが駆け付けるようになった。応募数の増加とともに、作品のレベルも高くなっているという。
 映画祭をきっかけに、田辺市を舞台にした作品も誕生している。今回、応援上映作品として劇場初公開される「あいが、そいで、こい」もその一つ。第8回映画祭でグランプリを受賞した柴田啓佑監督による青春映画で、扇ケ浜でイルカとの触れ合い事業を運営していた人たちと知り合い、物語の構想を得たという。
 この夏、イルカとの共演シーンの撮影現場を取材したが、地元の有志が熱心に協力し、見守っていた姿が印象的だった。それを裏付けるように、ヒロイン役の小川あんさんも「田辺は人が温かく、とてもいいまち」と話していた。
 映画祭に関わる人たちのこうした熱意とは裏腹に、市民の盛り上がりという点では物足りなさもある。まちのあちこちで、映画祭がもっと話題になれば、目標である「映画を通じた地域活性化」にもつながるのではないか。
 一般の市民が映画祭に参加する方法の一つに、コンペ部門の「観客賞」の選考がある。当日会場で鑑賞した人は誰でも投票できる。過去に参加したことがある記者によると「未来の大監督を発掘できるかもしれない」というわくわく感が魅力だという。上映後には質疑応答の時間もあり、制作者の生の声が聞けるのも貴重だ。
 無名の上田慎一郎監督が低予算で撮った「カメラを止めるな!」がいま、大ヒットしている。小さなまちの映画祭からも、そんな話題作が飛び出るかもしれない。
 私自身はこれまで、招待作品は見たことはあるが、コンペ作品は鑑賞したことがなかった。
 今年は、時間の許す限り会場に足を運ぼう。「私の特別賞」を贈りたくなるような、心に残る作品に出会えるかもしれない。
 招待作品も、子ども向けのアニメ映画から海外映画祭での受賞作までそろっている。秋の一日、映画の世界に浸る時間を、今から楽しみにしている。
 あなたも、ぜひ一緒に、映画祭に参加しませんか。 (H)


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