main menu
サイト内検索
ログイン
ユーザ名:

パスワード:



パスワード紛失

新規登録
OpenIDログイン

OpenIDを入力

mixi Yahoo! JAPAN Google BIGLOBE はてな livedoor エキサイト docomo ID

ツッCOM

切り抜き詳細

徳島新聞/2018/9/14 10:05
http://www.topics.or.jp/articles/-/99675

県議会9月定例会/防災など深みある論戦を

 徳島県議会9月定例会が13日始まった。大規模災害が全国各地で相次ぐ中、補正予算案の柱に据えられた防災対策が焦点の一つになる。
 補正予算案では、大阪府北部地震の教訓として、県有施設のブロック塀の安全対策などに9億2400万円をつけた。西日本豪雨関連では、土砂崩れが相次いだ三好市の県道復旧やため池のハザードマップ作成支援などに16億円余を盛り込んだ。
 9月には、関西空港を含め沿岸各地で浸水被害が出た台風21号や、多数の斜面崩壊や道内全域での停電を招いた北海道地震もあった。その都度、浮上する課題にどう対応していくか。検証が必要だ。
 例えば、西日本豪雨では他地域から駆け付けた行政職員や自衛隊員らをどこに振り分けるかという受援体制が問われた。現地の自治体が、どう受け入れたらいいのかを十分に想定できていなかったためだ。1日の徳島県の総合防災訓練でも点検対象となった。
 復旧・復興を支える広域支援は、災害時に欠かせない仕組みだ。しかし、支援を有効活用するには、何をどのように助けてもらうかという受援計画を事前に定めておくことが重要になる。行政や災害拠点病院などは、災害時に支援してもらう業務を洗い出し、応援を受け入れる具体的なイメージ化が求められる。
 大規模水害を想定し、自治体などの対応を時系列にまとめた事前防災行動計画「タイムライン」の策定や、高齢者や障害者らを受け入れる福祉避難所の指定など、急ぎたい防災対策はほかにもある。活発な論戦を期待したい。
 補正予算案には、子育て世帯の負担軽減策として、現在は第3子以降が対象となっている保育料無料化の支援助成を、10月から第2子(3~5歳児)に拡充する費用1億5千万円が計上された。
 政府が来年10月に予定する幼児教育・保育無償化を1年前倒しした取り組みだが、不安の声もある。
 待機児童が無償化の影響で増えるのではとの予想があるためだ。共同通信が今夏、県庁所在地などを対象に行った政府の無償化方針に関するアンケートでも、自治体の60%が「保育施設への入所希望者が増え、待機児童が増える」と予想。「待機児童の解消と順番が逆」「保育士の確保などほかに財源を使うべきだ」といった異論が目立つ。
 子育て支援の充実は女性の就労を支え、少子化対策にもなる。優先したい課題の一つだ。より効果的な支援策となるよう、議会は、こうした懸念に対する県の認識や、待機児童解消の見通しをただしてもらいたい。
 消費者庁の徳島移転や、海外航空路線の定期便化など、戦略が問われる課題も山積している。
 およそ半年後には知事選、県議選が行われる。有権者が徳島の針路を考え、判断材料となるような、深みのある論戦を求めたい。


コメント一覧


 

 

©太陽と風と水, 2011/ info@3coco.org  本サイトについて