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北國新聞/2018/8/11 2:05
http://www.hokkoku.co.jp/_syasetu/syasetu.htm?農業のICT化 ルビーロマンを突破口に

農業のICT化/ルビーロマンを突破口に

 石川県産高級ブドウ「ルビーロマン」の栽培ノウハウをICT(情報通信技術)で「見える化」する取り組みが進んでいる。ルビーロマンの出荷率は5割に満たないが、ICTを活用して専門家の指導を受け、出荷率を高められれば、作付面積を増やさなくても増産が可能になる。利益率も大幅に向上するだろう。
 日本の農業を取り巻く環境は厳しい。新潟を含む北陸4県の農業就業人口は約13万6千人で、5年前に比べて約19・4%、約3万3千人減った。平均年齢は石川県が68・4歳、富山県が69・2歳で高齢化も進んでいる。
 それでも希望がないわけではない。家族経営が大幅に減る一方で、法人などの組織経営体は着実に増えている。5年前に比べると、石川県では7・8%、富山県では1・2%、北陸4県全体では4%の増加である。離農する農家の耕地が、営農を継続する農家に集約され、経営規模が拡大しているのである。
 経営力のある法人や農家にとって、ICTの積極活用は省力化と効率化、高品質化の切り札になり得る。ルビーロマンの場合、かほく市の県砂丘地農業研究センターで、農家が眼鏡型の「ウエアラブル端末」でブドウの房を撮影し、センター職員が映像を見ながら栽培指導を行うシステムを構築するための実証実験を始めている。
 専門家からICTを介して教えを請うことができれば、栽培技術の向上に大きな効果があるだろう。例えば、ルビーロマンの形を整えるため、房の粒を摘出する手順を、カメラの映像を確認しながら具体的に指示してもらえるなら、現地指導を受けるのと変わらない。
 政府がまとめた「未来投資戦略2017」は、農業に関するデータの連係・共有を図り、生産性の向上や経営の改善につなげるシステムの整備を目指すとしているが、ルビーロマンのICT化はその先陣を切る試みではないか。
 高級果実の分野でICT化が軌道に乗れば、農作物の輸出拡大に道を開く。次世代を担う若手の励みにもなるだろう。栽培技術の向上と効率化のノウハウは、他の農産物にも応用できるはずだ。


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